蟻は今日も迷路を作って

真面目な話からそうでない話まで。本当の話から嘘の話まで。蟻迷路(ありめいろ)という人が書いてます。

ストレスでどれだけ痩せるか計測したい

 学に入った頃、特に何もしていないのに、というか特に何もしていないストレスで、4キロも痩せてしまった。
 私は新しい環境が大嫌いで、小学生の頃から4月はげんなりしていた。
 大学に入ると、なんか思っていた煌びやかさがなくて(要するに陰キャだったのだが)、自分の実力を過信していたために現実とのギャップに打ちのめされ、なによりもなぜか友だちが一人もできなくて、通学路も長くて、昼休みに公園でふて寝をするなどしていたら、2~3カ月で4キロも痩せてしまった。
 当時の私は少食で、それでさらに食べなかったので、がりがりになってしまった。インドのスラムで花を売っている青年みたいだった。
 大学生活で飲酒を覚え、喫煙を覚え、何度か禁煙をしているうちに食欲が増進し(このメカニズムはまったくの謎とされている)、体重を取り戻すことができたし、ようやく太って人並みの肉付きになれた。
 世の中には体重が軽すぎて体重を言えない人もいるのだ。
 

 こんな私に危惧がある。
 4月から社会人になるのだ。
 環境が変わるというか、世界が変わるのだ。もう革命といっても過言ではない。生活のすべてが変わる。人生が変わる。
 おまけに父親の相続やもろもろの関係が現在でさえかなりごたごたしていて、かなりのストレスだ。
 4月からどうなるだろうか?
 痩せるだろう。
 それも、過去に比のないくらい、痩せるだろう。痩せすぎて喪われるかもしれない。


 そこで考えた。事前に太ろう。
 私は春休みを使って太ることにした。毎日カロリーの高いものを食べ、飲酒し、ゴロゴロした。はたから見たらなんて怠惰な奴だろう、と批判的な意見を言われるだろうが、それはお門違いだ。私は「痩せ」に対策をしているのだ。食後に寝ることで。
 その結果、見た目でも太った。体重がどのくらい増えたかは知らないが、アゴ肉が膨らんできたし、お腹の肉は無残にもパンツの上に乗っかっている。なんてことだ。
 でも大丈夫。痩せるので。そのために太ったんだ。
 働き始めて数カ月経ったら、どれだけの体重変化があったか、ブログで報告したいと考えている。なんでもブログネタにするのが蟻迷路だ。

 これでもし痩せなかったら、大変なことになる。私は初任給でライザップに通わなければならないだろう。コミットしなければならない。
 というか、その前に社会にコミットしなければならない。

 


 そのストレスで痩せるのだけど。

 

 

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