蟻は今日も迷路を作って

真面目な話からそうでない話まで。本当の話から嘘の話まで。蟻迷路(ありめいろ)という人が書いてます。

猫のオヤツを食べてみた!~人生を満喫しよう~

 前犬と暮らしていた際、犬のおやつを選ぶのが楽しかった。

 これあげたら喜ぶんだろうな、と犬の狂喜乱舞するさまを想像するとついつい買いすぎてしまったものだ。

 犬のおやつは犬らしく硬そうなものばかりで、犬用ガムは乾燥させた牛皮や豚の皮を使用しており、なかには乾燥させた豚の耳や豚のヒヅメをおやつにしていたりもする。うちの犬はヒヅメが大好きだった。

 犬用カルパスも硬そうではあったが、色味は肉肉しくて肉味の飴のようなものかなと思うと垂涎しそうになる。そう、けっこう美味しそうな見た目をしているのだ。

 

 

 

 過日、コンビニのレジに並んでいたところ、猫用のおやつが売っていた。

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 美味そうじゃあねぇか。

 焼かつお

 これおつまみコーナーに置いてたら間違えて買っていく人いるんじゃないかな。そのくらい美味しそうに見えた。この時の私は仕事終わりで腹が減っていた。

 ふと、犬用のおやつが美味しそうだったことを思い出した。

 猫用も横目で見ていたけどかなり美味しそうだったんだよね。

 猫用はお魚が多くて焼まぐろとか焼サバとか、こういう感じで密閉されたものが陳列されていて、いつも美味しそうだなと思っていたんだった。

 ふと、思った。

 人間も食べれるんじゃあないか、と。

 ふと、気付いたら手を伸ばしていた。

 「猫が食べれるなら人も食べれるの法則」に従い、私は気が付けば缶ビールと焼かつおをビニル袋にぶら下げていたのだった。完全に「間違えた人」だった。

 

***

 

 私はつい最近社会人になったばかりで、先日初給料をもらった。

 すごく嬉しかった。研修でただただ1カ月間座っていただけであったが、とっても嬉しくて明細を貰ったその場でくるくる回ってしまった。これでも社会人なのだ。

 私は、私が稼いだお金で、なにをしてもいいんだ。

 束縛から逃れた純粋な稼ぎで私はようやく私の自由を手に入れた。もうお小遣いじゃないんだ。

 

 その金で、猫用のおやつを買った。自分が食べるために。

 

 これほどまでに自由だったことがあるだろうか。

 エンジョイ人生。加速させろLIFE。

 

***

 

 さて、帰宅して早速食べてみることにする。

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 成分表示など。いちおう、人間が食べても大丈夫なのか確認しておきたい。「猫が~の法則」を信頼していないので。

 驚くべきことに、「人間が食べてはいけない」という文言は一言も書かれていなかった。つまり、安全なのだ。人も食える。

 私は勇んで開封した。

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 つ~んと香る、ツナ缶のようなにおい。

 この匂いが猫の食欲をそそるのだろう。猫に満足感を与えるのだろう。同時に、人間である私に「これは完全に食べれるやつだ」という確信が芽生えた。

 

 実食。

 

 もぐ、

 

 

 もぐ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 美味くも不味くもねぇ~~~~~~~~~~~~~~

 

 ていうか、完全にツナだこれ。

 ほぐして醤油とマヨネーズをかけたらご飯がすすむやつだ。

 ツナと大根おろしのスパゲティのやつだこれ。

 ぜんぜん食べれる。

 めちゃめちゃ美味しいわけではないけど、嫌悪感なく食べれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 つまんねぇ~~~~~~~~~~~~~

 

 皆さん、私が悶絶するさまを期待していたのではないでしょうか?

 残念!ふつうに美味しく頂けました。ごちそうさまでした!

 

 ということで

 

 【評価】

 「CIAO焼かつお」 ☆☆☆

 普通に食べれた。美味しくもなく不味くもない。人間が食べる場合は味付けをするといいだろう。

 むかつく夫の晩酌のつまみとして出すといいかもしれない。