蟻は今日も迷路を作って

真面目な話からそうでない話まで。本当の話から嘘の話まで。蟻迷路(ありめいろ)という人が書いてます。

人生でいちばんつらかった下痢とブログを二日間休んだ理由

 曜日、会社の人たちに連れられて焼肉へ行った。

 めちゃくちゃ美味しかった。

 というのも、高級焼肉だったのだ。5人で8諭吉使った(全部上司が払ってくれるかと思いきや、上司は自分の先輩を連れてきていたので、その年配の方に全額払っていただいた。これが世渡りか)。

 

 肉は霜降りというのだろうか、とにかく柔らかくて、それでいて香りよく口に入れればジュワァっと露のような新鮮な脂が溶けだして、噛めば噛むほど肉の旨味を堪能できた。

 一人前1500円するタンも分厚く、それなのに柔らかいからぺろりと食べられてしまうので、2人前食べた。肉寿司も初めて食べたけど最高だった。恋人と食べたらもっと美味しいんだろうなぁ、って思った。先輩方と食べるのも楽しいけど、やっぱり緊張するし、職場の愚痴ばっかりニコニコして聞いているのは疲れた。何を食べるかよりも誰と食べるかの方が大事だったりする。

 とは言え美味しかった。

 最高に美味しい肉だったのだが、終盤はペースを乱される。

 あまりにも脂がのっていて、胸焼けがするのだ。

 ウーロン茶を飲んでも駄目だった。しかし、先輩方はすすんで新入社員の私に肉を焼いてくれる。食べないわけにはいかない。

 それに、女性より食べないというのは、いくら私が小食といえども、美味しい肉であるとしても、女性陣に申し訳ない気がした。だって、男の私が食べないと、女性的に食べにくくなるんじゃないだろうか?そんなことないだろうか?考えすぎだろうか?食べない痩せ細った男性を前に食べにくくないだろうか?忖度しすぎだろうか?

 わけわからないのだけど、女性陣はけっこう食べる人たちだった。私が目一杯、一生懸命食べた量の肉をペロリと平らげ、もうちょっと食べるかぁ~なんて言っていて、もうやめてくれと思った。年配の先輩(金を出すことになる人)がもうやめてくれと泣いたので、注文しなかったけど。助かった。年配先輩も私も(正味、どちらも助かっていない)。

 

 

 そんなこんなで23時に解散し、帰宅した。

 ブログのネタがあったので(昨日更新した趣味読書は難しいというやつ)、書こうと思った。

 したら、お腹がぎゅるぎゅる言い出した。

 やっぱり食べ過ぎたか~( ;∀;)って便座に直行。私は脂っこいものが苦手で、それが原因でタイでも苦しんだ。まぁいつもの下痢だろうし3回出せば治るやろ、と高をくくっていた私は大腸で殴られた。いつもの下痢ではなかった。

 

 え?

 

 四肢が痺れるのだ。

 手が痺れて動かなくなり、指が互い違いに曲がる。死人みたいに紫色になっている。それを見ていて気付いたのだが、目が霞んでいた。瞼が閉じかけているのだ。そう、顔面も痺れていて瞼が上がらないのだ。

 足が痺れる。まったく力が入らない。

 肛門も多分痺れていた。何の力も入れてないのにどろろろろろと出てきて、そのうち娑婆娑婆した汚水が出てきた。

 私の肛門は『新世紀エヴァンゲリオン』の使徒マトリエル」みたいになっていた。

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 マトリエルは最弱の使徒と言われており、酸の溶液を垂れ流して主人公たちに攻撃する。

 その粘液を吐き出す様子と勢いはまさしく私の肛門であった。

 肛門を連呼して済まないと思う。肛門肛門うるさいよね。まだ連呼するよ。

 

 とんでもない痛みで腸が痙攣し、体の端から血の気が失せて、尋常じゃない汗、異様に寒くて、脳裏にディスカバリーチャンネルのベア・グリルスがよぎった。

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 体温が下がるとまずは四肢から血がなくなり、腐り落ちる。その後多臓器不全に陥り、死ぬ。冬山で死ぬのにそんなに時間はかからない。

 彼の言葉が私を恐怖に陥れる。私はこのままでは死ぬのだ。痺れてかじかんだ手を擦り合わせ、暖を取る。しかし、痺れていて手がうまく動かない。その間にもマトリエルは体中の水分を吐き出す。

 ついに座ってられなくなって、私はトイレに倒れた。

 死ぬんだろうな、と思った。

 恋人に電話したかった。

 トイレに横になり、また肛門から水分を吐き出し、また横になり、を1時間くらい繰り返して、脱水症状みたいになった。

 水を蛇口から直で飲み、とにかく水分を摂った。

 次第に痺れが治まったので、寝た。何時に寝たかはわからないが、翌朝の私はげっそりして、寝不足だった。まだマトリエルはいた。

 

 翌日の金曜日は昼頃まで腹を下して、とにかく寝不足で、帰宅して夕食後すぐに寝た。

 ブログなんて書けなかった。

 

 

 美味しい食事が仇となって私は腹を壊した。

 罰だろうか?

 私は幸せになってはいけないのだろうか?出る杭は打たれるのだろうか?幸せ者は不幸になるべきなのだろうか?

 私が幸せになれないよりも、皆が不幸になるべきだ。その方が平等だ。平等な不幸こそ、真の平等なのだ。

 

 私も人類を滅ぼす使徒になろうかな。アリメイルとか言って。肛門から(自粛)