こんなメールが来て、1周年を知った。
諸賢らのご愛顧のおかげで、というより私の努力のおかげでブログを1年間続けられました。
でも続けられたのは諸賢らが読んでくれたり感想をくれたからだ。やっぱり反応があるとモティベイチヨンになって書くのもますます楽しい。だからやっぱり諸賢らのおかげなのです。
ひとりで言葉を吐き続けて楽しいかというと実はあまり楽しくなくて、なぜなら言葉は伝えるためにあるものだから、伝えたい相手を想定してしまい、記号として文字は読まれるためにあるから読まれないと畢竟(ひっきょう)、書き続けることは難しくなる。
現在は1日平均60アクセスくらいで、そのくらいがちょうどいい温度だ。あまり少なくてもモティベイチヨンが保たないし、多くても緊張して好きなことを書けなくなるので。
自分のブログを読み返してみると、こいつ(蟻迷路)はなんて尊大で自意識過剰で根暗で自分勝手なのだろう、と思う。
自分の悪いところが凝縮されてる。
もしかして読者諸賢は私の露呈した人間悪部分をバカめと面白がるために読んでいるのではないか?と不安になる。もうやめようかこんなこと。
私のブログのテーマは「人間讃歌」なのに、こんなんじゃ本末転倒だ。
というのはまぁ嘘だとしても本当だとしても、やっぱり文字にすると人間というものが出てしまうなぁと日頃言っているように、反省。
だけど、自分を曝け出せるほどリラックスできているから書くことを続けられたのだとも思う。おそらく、金を貰っていたらこんな風に書いていないだろう。
金にならないからいいのだ。
文章力向上のためにブログを始めて、当初から「1記事1000字以上」を目標にしてきた。
98%の記事でその目標は達成されていて、一部では本当に書くことがなくて1000字に達していないものもあったけど、おおよそ平均文字数は1200字くらいではないかと思われる(はてなブログは毎記事文字数がカウントされる)。
そして今日までに333記事書いたので、1200字×333記事=399,600文字ということで、ブログだけでおよそ40万字を一年間で書いたことになる。
40万字ってどれくらいなんだろう。
法華経が6万9千文字らしいので、私のブログは法華経5.7典分ということになる。一文字一文字に仏が宿ると考えると、私のブログはちょっとした聖典と言ってもいいだろう。謹んで読むといい。
はたして40万字書いて私の文章力は上がったのだろうか?
よくわからない。だけど、ブログ開始当初よりかは読みやすくなっている気がするし、逆にそれはブログに於いて読みやすいというだけであって、文章がブログナイズドされているのかもしれない。
自分の文体とはなんだろう?
私が思うに、私の文体とは、このブログの文章のことだと思う。
飾り気がなくまっすぐ「私」の文章で、書いててリラックスできる。
もう少し格好良くて濡れちゃう文体がいいのだけど、内容は変えられても文体を変えることはできない。根本的なレベルにおいてそれが個性だから、たとえば整形手術をして外面を変えることはできても、全身骨格を変えて身長を伸ばすことがほとんど不可能であることと同じだ。
それこそがその人の生まれながらの個性なのだ。
個性のない人なんていない。まったく個性が無かったらその人は人ではない。
というわけで(どういうわけでもない)、ブログ一周年を祝してプレゼント企画をやります!
皆さんがプレゼントしたいものを蟻迷路にプレゼントしてください!
ご応募お待ちしております!!!