蟻は今日も迷路を作って

くだくだ考えては出口のない迷路に陥っている

メールでも書くか

 

者諸賢

 

お世話になっております。

"蟻は今日も迷路を作って"管理人の 蟻迷路です。

 

掲題の件について、

本日はビジネス・メール調でブログをしたためる

趣向でございますことをご承知おきください。

なお、言葉が回りくどかったり、慇懃にすぎたり、

このように改行が多すぎることも

その「趣向」に沿ったものであることを

ご承知おきください。

 

さて、毎日のように誰かしらに

仕事でメールを出しているわけでありますが、

書き手によってその形式や文体はさまざまで、

お堅いビジネスと言えども、

メールすら子細に見つめ回すと

それなりの滑稽が読めてくることがあります。

 

下記にいくつか例を提示させていただきます。

※長くなりますことをご留意置きください。

 

(1)相手の名前等を間違えてくる

 これはしょっちゅう見られる間違いで、中には、

 宛名がすべて間違えていることもあります。

 蟻迷路も間違えることがあるので

 反省しておりますが、しかし、

 なぜ送る前に読み返しているにもかかわらず

 間違えてしまうのでしょうか。

 しかも、たいてい送った直後に気付くものです。

 私の名前は高頻度で間違われるのですが、

 自分から訂正するのも面倒で

 相手が気付くのに任せていたところ

 ずっとその名前で

 メールを送られてきたこともありました。

 皆様もお気を付けください。

 

(2)日本語がめちゃくちゃ

 多くの人は文章を書くことを苦手としており、

 あるいはそれを苦痛、

 と捉えている方もいらっしゃいます。

 蟻迷路は文章を書くことが好きなので

 メール作成につきましても

 苦痛どころか癒しだと捉え、

 かえって時間をかけて書いてしまい、

 仕事が遅いと言われてしまいます。

 以後気をつけます。

 ご迷惑をおかけし、

 誠に申し訳ありませんでした。

 しかし、日本語がめちゃくちゃになるより、

 ずっと良いのです。

 急いで書いて読み返しもせずメールを送る

 Yリーダーの文章は読みづらいうえ

 誤字もひどく、

 送られる側が可哀相でもあります。

 リーダーのように死ぬほど忙しいわけでもなく、

 ただ単に文章力が無い方もいらっしゃいます。

 平安古文を読んでいるかの如く

 文章の主旨が掴めず、

 自分の読解力が低いのかと不安になり

 自己卑下してしまいます。

 たまにその暗号文解読中に暗号出題者から

 電話がかかってきて、

 口頭で説明されることもあります

 (答え合わせ、と呼んでいます)。

 なぜか、そういう方ほど口でのご説明はお上手です。

 

(3)「~させていただきます」のイヤラシさ

 当方でも、貴社におかれましても、

 というかすべてのビジネスの場で、

 「~させていただきます」

 という言葉がよく見受けられ、

 耳にし、口にしますが、

 その度に

 なんてイヤラシい言葉だろうか

 と寒気が致します。

 この言葉の底に、

 「お客様は神さま」精神の悪い部分が

 根こそぎ残っているのではないでしょうか。

 社会を変えるには思想を変えねばならない、

 思想を変えるには言葉を変えねばならない、

 言葉を変えるには心を変えねばならない、

 と、当方のリーダーも申しております。

 本当でしょうか。

 メールは文章としての証跡でもありますゆえ、

 ことさらに丁寧を重ねて慇懃であったり、

 上辺を重ねて取り繕う傾向が強くなります。

 

(4)よろしくお願い致します

 メールの結びの言葉として

 「よろしくお願い致します」

 はよく使われますが、

 なんのお願い事もないのに

 「よろしくお願い致します」を使用すると

 自分でも使っていて

 一体何が「よろしく」なのか

 わからなくなります。

 そういうときは言葉を変えようと

 試行錯誤するのですが、

 結局「よろしくお願い致します」が

 なんとなく無難で逃れられません。

 一体何が「よろしく」なのでしょうか?

 相手から「よろしくお願い致します」と来ても、

 一体何が「よろしく」なのかわからなくて、

 直接電話をしたくなります(しませんが)。

 

例は以上となります。

詳しいことにつきましては

添付いたします資料をご参照いただき

期日中(~2020/4/1)に

ご回答いただきますようお願い致します。

 

長くなりましたが、以上となります。

ご不明点ございましたら、

ヘルプデスクにてご対応させていただきますので

お問い合わせください。

 

よろしくお願い致します。