緊急事態宣言的なものが出されてから弊社も急遽テレワークになり、最悪の事態に陥った。
というのも、全社員がテレワークするためのインフラ整備ができていない状態で強制テレワークが始まったので、当然ネットワーク障害が起こり、ITグループの私はこの4日間、テレワークでありながらかなり厳しい思いをする羽目になった。
メールに一日300〜400件の問い合わせがあり、一日50件近く電話が来る。
一件の電話が終わったら10秒後にまた電話が鳴る。運が良ければ30秒は電話が鳴らない。そんな感じだ。
そのような状況なので、日中は電話応対で終わり、定時後に300件のメールをひたすら返信することになるのだ。
この事態を解消するために、さまざまな手が打たれた。
どのような手が打たれたのかは省略するが、それらはことごとく打破され、ネットワーク障害は常に起き続けた。
数千人にのぼる社員に迷惑がかかり、「これじゃあ仕事ができないじゃないか」とクレームまで来る。私は「仕事できませんね」と答えた。私も誰も仕事できていないのだから諦めてほしい。
ストレスで頭がおかしくなりそうで、気付いたらメールの訳の分からない質問に悪態をついていた。
「わかるわけねぇだろ!ばかが!」
「知るか!」
「我慢しろ!!!!!」
などと。
テレワークだと自室にこもりきり、人と会話しないので頭がおかしくなってくるのだ。ゆえに独り言も多くなるし、対応も次第にいい加減になってくる。
気を抜くと泣きそうになる。男の子なのに。
テレワーク初日はその電話の多さとメールの果てしなさ、障害対応のやりようの無さ、それから溜まり続ける通常の仕事依頼に、ものの1時間ほどで事態の深刻さを肉体が察知し、胃がキリキリと痛み吐き気が襲い始めた。
頭皮が常にむずむずして脳幹がじんわりと痛み、ストレスで脳が収縮しているのがわかる。ああ、こうやってストレスで禿げるんだろナ、と暢気に思う
日中の食欲がなくなる。味がしないので、ついにコロナに罹ったかと悲しい反面、仕事(地獄)から抜け出せると期待感もあったが、熱を測ると平熱で、仕事終の夕食はしっかり味がするので、単にストレスだと悟る。
一時的な味覚障害に陥っていることは確実である。
これからどうなっていくのかは誰にもわからない。
月曜日、私は心折れることなく、テレワークに挑めるだろうか?最近は毎朝胃痛に苦しんでいて、昼くらいまで吐き気と下痢が止まらない。
大丈夫だろうか?
これ、いつか終わるのだろうか?
ユーザーに「なんとかしてください」と電話で言われる。
私は「逆に、なんとかしてください」と答えた。そうしたらちょっとウケたし、同情してもらえた。
月曜日までこのブログを機に、仕事は忘れようと思う。
(ちなみに今週のブログは休日にすべて書き溜めておいたものであった)