在宅勤務が続き、日ごろの運動不足にさらに拍車がかかって、先日体重計に乗ったら2キロ痩せていた。
すっかり肥ったなぁと思っていたので予想外だった。
痩せるんだ。
他の方のブログを読むと、あの人はどうやら肥ったらしい。
周囲の先輩たちも軒並み「肥った」とリモート会議で口にしていた。
痩せ続けているのは私だけらしい。なにか病気だろうか?不安になる。重大な内臓疾患を抱えているのだろうか?いやだ。死ぬときは楽に死にたい。
平日の在宅勤務の食生活を振り返ってみる。
まず朝ご飯は食べない。平日の朝は食事が喉を通らないのだ。
昼食もほとんど食べない。パン半分やスープで済ませている。2人前の冷凍チャーハンを4日に分けて食べている。これも食事が喉を通らないからで、食べた分だけ気分が悪くなってしまうのだ。
日中はガムとお茶以外ほとんど口にしないため、夕刻、定時に近付くにつれて猛烈に腹が減ってくる。
だけどお菓子などを食べるとお腹が膨れて夕飯を食べれなくなるので我慢する。紐のついたお爺さん。略してひもじい。
そうして夕飯を食べるが、おかわりはしない。なぜなら、家庭環境にさいきん若干の軋轢が生じており、同じ空間で食事を共にする時間をできれば最小限にしていたいからである。
そりゃ痩せるわ。
在宅勤務特有のストレスと運動不足によるカロリーの低消費が小食に拍車を駆けている。
週に一回出社した日は昼食も夕食も犬みたいにばくばく食べれるし、休日は朝からたくさん食べている。まるで一週間の栄養不足を補うように。
結局のところ、「食べない」がいちばん痩せるのだ。
在宅勤務のストレスは、ちょっと意外だった。
満員電車もだいぶストレスでアホみたいだったけど、在宅勤務の方がよっぽど私としてはつらい。
なんだか仕事に集中できないし、なにか問題が発生したときに人に相談しにくいし、なによりも孤独だ。
出社してテキパキ身体を動かしていた方がよっぽど自分の身には合っている。
日常と仕事が入れ混ざって、部屋にいてもリラックスしにくく、仕事が終わってもすぐに頭を切り替えられずにモヤモヤした気分のまま時間を無為に過ごしてしまう。
通勤のアホらしかった時間がけっこう私には大事だったのだろう。あの時間に私は仕事から日常へ頭をシフトできていたのだ。
損なってから気付くことばかりだ。