蟻は今日も迷路を作って

くだくだ考えては出口のない迷路に陥っている

「読む」か「見る」か

Twitterに「フリート」と呼ばれる機能が実装されて最初の頃は非難轟々であったが、二週間もすれば馴れてきたのか、私のフォローする人たちは、時には不器用に、あるいは器用にフリート機能を使ってコンテンツを楽しんでいる。

 

フリートに投稿されたコンテンツは24時間で消える。

動画再生時のようにシークバーが動いて、ひとつのコンテンツは6秒くらい表示され、時間が経つと次のフリートへ自動的に進む。

スライドすれば次のユーザーの投稿へすすめるのだが、ひとりのユーザーが2件フリートを投稿していた場合、スライドするとそのユーザーの2件めの投稿ではなく、次のユーザーの投稿へすすんでしまうのが、少し不便だ。

また、内容によっては6秒は長い。

6秒も時間を無駄にしたくないのでフリートはあまり見なくなってしまった。

そもそも時間を無駄にしたくないならTwitter自体止めるべきである。

 

よくもまぁ次の内容に進むまでの6秒を待てるものだ。

ツイートで文章だったら3秒で終わるものだってあるのだ。

私にはなんかちょっとフリートとツイートの使い分けが難しいというか、フリートには結局、かなりどうでもいい、ツイートのさらにしぼりかすみたいなことばっかり投稿してしまう。

ツイート自体、見てもいいし見なくてもいいことばかりなのに(私の場合)、そうなるとフリートは「見ない方がいい。時間の無駄だ」みたいなことばかり投稿するようになったので、私はフリートをほとんど使わない。

たまに見ることはあっても、投稿することはないだろう。使い方を模索している。

 

   ↓

 

以前、私の知らない人が、「見るよりも読む方がはやい」と言っていた。

ニュース記事の内容を動画で説明していたり、マニュアルが動画化されているものがあったりして、そういったものは文章を目で追わなくて済むので助かるのだが、ぶっちゃけ読んだ方が早いので、動画は飛ばしてしまう。

読んでよくわからなかったら動画を見るけど、おおよそ動画でもまったく同じことを言っているので意味が無い。

「日本住血吸虫」についてWikipediaで読もうとしたら、すごい文量で読むのに骨が折れそうだったので、YouTubeの解説動画を見るかとおもったのだが、動画も30分以上あってそれならとWikipediaを素直に読んだ。おもしろかった。

 

いちいち読むのも面倒だけど、動画を見るのはもっと面倒だ。

動画だと、見直したくても正確に読み取りたい場所に戻ることが難しいし、読む方がはやいし。

ラジオ代わりにはなるけど。

 

 

私のブログも動画にして、音声で楽しめるようにしてみようか。

「時間の無駄」と言われたらかなり悲しい。