蟻は今日も迷路を作って

くだくだ考えては出口のない迷路に陥っている

買いあさる本

DMMブックス新規加入特典として初回購入100冊に限り70%オフという情報を聞きつけた私はすぐさまアクセスし、辛くも期間終了の半日前に会員登録を済ませた。(すでにクーポンは終了しています)

これで一週間以内に買う100冊は70%オフになる。

漫画、文芸書、雑誌、なんでもある。

とりあえず漫画は『BEASTARS』と『呪術廻戦』と『Dr.STONE』と『ホムンクルス』を全巻購入。にしてもまだまだ100冊には届かない。

目についた『横溝正史合本』を購入。これは1万円くらいする本だが、70%オフなので3000円で買えた。横溝正史に興味はないが、こういう機会でもないと読まない気がしたのだ。

それからいくつかライトノベルやミステリー小説を購入。スマホ端末で読むことになるので、純文学のかたい文章よりかサクッと読める方がいいだろう。

フォロワーにオススメされて「感情類語辞典」なるものも購入。「辞書はセールにならない書物だから」オススメしてくれた。おっしゃるとおりである。

これでもまだ100冊には届かない。

 

って、100冊買わなくてもいいのだけど、どうせいつかは読むことになるのだからお得な今のうちに買っておいた方が良い。食指ならぬ本指がつとつと画面をスワイプして少しでも気にかかったものはバスケットに入れていく。

「考古学発掘の実践」「バックギャモン入門」「苔入門~苔を育てる豊かな老後~」「情報通信技術の歴史」「禁忌習俗事典」

こういうのこそセールじゃないと手に取らない。

 

いくつか評論や新書も買った。

最後に綾辻行人のシリーズものを買おうとしたら途中で100冊をオーバーしたので、結局「バックギャモン入門」あたりは諦めて綾辻作品を購入した。

ああ、100冊も情報に埋もれたら、どうかしちゃう。情報に狂わされちゃう。気持ちよくなっちゃう。興奮してきた。

 

 

私はKindleユーザーで端末もKindleなのだが、KindleではDMMブックスは読めない。

ダウンロードファイルの拡張子が異なるし、だいたい私の端末はKindleにしか対応していないで、インターネットからダウンロードしたりKindleの読書以外には使いようがない。

なので、DMMブックスはスマホで読むしかない。

だかそうなるとスマホの画面は小さいし、Kindleスマホで使い分けるのも面倒くさい。文芸書はKindle端末で読めたらかなり楽なのだけど……

となると電子書籍用のタブレットを購入すべきか。でも、タブレットって大きいものとKindle端末両方を所有したくないしなぁ。タブレットの大きさがKindleみたいな文庫本サイズだったらいいけど。

 

電子書籍が盛り上がっているけど、サービスごとに結局、所有端末が増えてしまうのならそれはなんかもう、紙の本でいいのではないか。機器管理のコストがかかるなら紙の本に囲まれた方が幸せだ。

私みたいに紙の本も買いつつ、端末も買おうとしているのがいちばん良くない例だろう。

 

そろそろスマホを買い替えたいので、これを機に画面の大きい機種にしようかな。

 

 

 

(100冊で2万円くらいになった)