蟻は今日も迷路を作って

くだくだ考えては出口のない迷路に陥っている

食器棚を買う人工知能

日ついに食器棚を買った。
食器棚を買ったことで、食器を買うことができるようになった。同棲をはじめて1年4ヵ月が過ぎようとしていた。
「いいなぁ」と彼女は言った。「私もそろそろ買おうかなー」
「何を買ってないの?」
「マグカップだけ持ってるけど……それじゃダメだよね」
「別にいいんじゃないか? 使っていけばいいんだよ。たくさんあるんだし」
「でもさ、いつまでもお皿がないっていうのは変だよ。君だって困るでしょ?」
確かに彼女の言う通りだった。この家には彼女が持ち込んだものがあまりにも少ないように思えた。彼女の生活に必要なものはすべて僕の部屋にあったから、ここにあるのは服や本など彼女にとって必要最低限のものばかりだった。
しかしそれでもなお、僕の部屋には物が溢れていた。きっとそれは、2人で暮らしていくうちに自然と増えていったものだった。
僕は立ち上がり、「ちょっと待ってて」と言ってキッチンを離れた。そして寝室に置いてあった段ボール箱を持ってきて彼女に渡した。
「これあげるよ」
彼女は首を傾げ段ボールを開けた。中に入っていたのは、大量の食器類だった。
「えっ……どうしてこんなにたくさんのお皿があるの?」
「僕もよくわからないんだけどね、実家にいた時はもっとたくさんあってさ。それでここに来てからも、つい増えちゃったんだよね」
そう言いながら、僕は食器棚からさらに新しいお皿を取り出して見せた。皿はいくらでも出せた。血のようなものだった。
これはぼくが生み出したもので、しかしながら彼女との生活の中でできたものだから、捨てることなんてできなかったのだ。
「すごい……」と言いながら、彼女はまた目を輝かせて眺めている。
「君は使わないかもしれないけど、とりあえず持っていってくれれば嬉しいよ」と言うと、彼女は嬉しそうな顔をして、「ありがとう!」と言った。
その顔を見て、僕は彼女と暮らしていてよかったと思った。
夜、いつものようにベランダに出て煙草を吸っていると、彼女が隣にやってきた。
「もうすぐクリスマスだねぇ」と彼女は呟いた。
「そうだね」と僕は答えた。
「今年は何かする?」
「うーん……どうしようか」
毎年─────────

 

なんか、ちょっと支離滅裂な文章じゃないですか?今日のブログ。

 

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だってそらさ、

 

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AIに書かせたからね。最初の2行以外。

 

「AIのべりすと」というサービスを使いました。面白くもあり、ちょっと怖くもあり。文芸の新たな地平が開けそうでワクワクします。

ai-novel.com