蟻は今日も迷路を作って

くだくだ考えては出口のない迷路に陥っている

ランチョンマットを買うべきだ

ーっと欲しかったランチョンマットをようやく買えた。

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ランチョンマットを敷くだけでマジで料理の味がワンランク上がる。

チヂミと すまし汁と米だけのシンプルな食卓でもこのとおり、賑やかになる。カフェエか?

料理が映えるとテンションも上がる。誰かに見せる、見せないにかかわらず。

このランチョンマットの色合いはダイニングの椅子とも合わせている。彼女が暖色、私が寒色で部屋の雰囲気もいい感じに調和が取れ、全体的に温度感というのかな、温かみが増したように思う。

そこを狙ってもいたので、なかなか望んでいたランチョンマットに出会えなかったのだった。こういう買い物は「出会い」なのですぐに手に入ることは期待していなかったけど、それにしても出会えなかったので、いよいよ、もうテキトーな、なんかギラギラした不釣り合いな、食欲を減退させる効果のありそうなものでも買おうかとヤケになってきてもいたのだけど、諦めないでよかった。納得できるものを買えた。

 

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ついでにお皿も買った。

雑貨屋とか食器屋は、どれも可愛くて全部欲しくなるので、眺めているうちにムカついてきてレジに行く頃には半ギレになっている。

この皿も半ギレで買った。

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アボカドをマヨネーズ、醤油、コショウ、オリーブオイルで和えて、フランスパン(半額50円)にチーズと乗せて粉チーズをかけて焼いたもの。日曜の朝はこうでなくちゃ。って毎週とか毎日やってるみたいな当然の顔でSNSに投稿するけど、私は料理が上手くいったときしか載せないことにしている。

そうすることで、見ている人たちから「この人はいつも丁寧で豊かな生活をしているんだな。料理が上手なんだな」と思ってもらえるからだ。

これは、ズルですね。

(アボカドペーストは美味しくできた)

 

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彼女が会社でレトルトカレーを貰ってきたので、消費期限が3日過ぎた卵を ゆで卵にし、萎れたほうれん草を茹で、冷凍庫の底で化石のように丸まっていた鶏むね肉をこんがり焼いてトッピングにした。

このようにテキトーなものであっても、ランチョンマットの上になればご覧、お洒落なカフェランチ。

ランチョンマットすごすぎる。料理のお洋服だ。ランチョンマットという装いで料理が映えて、雰囲気が良くなり、味も変わってくる。料理の上達は「皿を揃える」と「ランチョンマットを買う」が近道かもしれない。

ところでスプーンに自分の姿が映るので、木の匙を買おうと思った。

 

まだまだお皿は欲しい。引っ越したときにテキトーに勢いで買った百均の皿とかそういうのばっかりだから。箸や茶碗も、もっと可愛くて美味しそうなものにしたい。

いずれはテーブルクロスとかコースターとかも欲しい。