蟻は今日も迷路を作って

真面目な話からそうでない話まで。本当の話から嘘の話まで。蟻迷路(ありめいろ)という人が書いてます。

上司に言う

退職の意向を上司に伝えた。

私のいる現場の上司にだ。

本来は現場にはいない課長にリモートで面談をしてもらおうかと思っていたのだが、その課長がコロナになってしまったので、現場の上司にとりあえず報告することにした。こちらもやはりリモート打ち合わせとなった。私の職場はほとんど出社していないのだ。

業務時間後に、明日以降少しお時間もらえないでしょうかとチャットで相談すると、なら今でもいいよ、と上司は言った。

なにを言うべきか整理していなかったが、そう言っていただけたのだからとりあえずリモート会議を起動して、「おつかれさま。どうした?」と上司の言葉を合図に、もう素直に全部打ち明けた。

転職活動をしていたこと、内定をもらったこと、退職すると決めたこと。お世話になったのに突然こんな話で申し訳ないこと。

ほんとうにそれだけを話した。我ながら緊張した声だった。

すると上司は「いや、申し訳ないなんてことはない。君が君の人生のために選んだことなんだから。次のところでも、頑張ってほしい」と言ってくださった。

そして「正直言って、残念だとは思うよ。優秀な若手だと思っていたから、そうだね、残念だけど、でも仕方がない」とも言った。

次へのステップを肯定的に捉えてくれる人でよかった。

 

今後のことについては粛々と進めて、明日にも本社の人たちに報告し、近日中にメンバー内にも報告をするらしい。

すでに内定をもらっていることが効いたのか引き止められはしなかったが、今後の展開ではわからない。まだ私の口から説明する機会は何回かあるだろうし、何かを言われることもあるだろう。特にメンバーの、最も近くで接してくれた先輩方に報告をするのは心苦しい。

でも仕方がない。

こうしないと前へ進めない。

前へ進むには一歩を踏み出さねばならない。

 

やらないと終わらない物事が多すぎる。

それもまた仕方がなく、当然の理でしかないのだけど、どうにかならないものかと思う。やらないと終わらない。仕事にせよなんにせよ。

でも、一本踏み出したことで、いよいよ転職活動は次のフェーズへ進んだ。

今後は「退職編」だ。