蟻は今日も迷路を作って

真面目な話からそうでない話まで。本当の話から嘘の話まで。蟻迷路(ありめいろ)という人が書いてます。

男は座りションすべきなのか?

性の皆さん、座りション、してますか?

私はしています。特に家では立ちションはしていません。必ず座ってしますね。

立ちションをすると便器(洋式)に小便がハネて周囲が汚れ、悲惨かつ不衛生なのだ。それを掃除する時の物悲しさ、仮にそれを他人が掃除するときのことを想像すると自分の首を絞めたくなる。他人の小便カスを自分が掃除すると思うと、そいつを毒殺したくなる。

そういうわけで、もうここ3年くらいは、自宅では座りションスタイルを貫いている。

小便器があれば積極的に使うけど、もし外で洋式しかなければ、やはり座ってるする、習慣がついた。

 

でもこれ、座りション、男にとって身体構造上の不備がありませんか?

膀胱と尿道の位置関係なのだろうか、あまりにも後から漏れてくる残尿確率が高すぎる。

ふぅやれやれと用を足し終えてズボンを履き、手を洗っているときくらいに「ちょろ…」と朝露ほどの尿が漏れてくる。

想像に難くないだろうが、たいへん不愉快である。

極めて遺憾、と強い言葉で批難する。

漏れてくるのが嫌なので、ズボンを履く前に中腰になって「角度」を変えて残尿を砲発せしめて振ること十数回、よしこれで安心だわいとズボンを履いてしばらくすると「お忘れ物ですよ」と言わんばかりの「ちょろ…」が出る。

なんなんだ。

相当気をつけないと残尿が漏れるので、中腰になって十数回振ったのちズボンを履かずに一旦すくっと立ち伸びて「なんでもありませんよ」みたいな顔をし、残尿が来そうになったら急いでまた座り直す、という一連の儀式めいたものを個室でやっていることを、世間は知らない。知られたくない。

 

もうひとつ問題がある。

座って出るがままにしておくと、便器に照準を合わせられずに、尿が床に飛び散る問題だ。

これは棒を手で押さえていれば大丈夫なのだが、床に飛び立ったときはかなり悲惨な目にあう。たかが排尿でなぜこんなことを、と屈辱じみた思いをする。

 

これらのことから、男性にとって座りションは理に適っていないと言えるだろう。(私だけじゃないよね?そうだよね?そうだと言ってくれ)

じゃあ立ってすればいいかというと、それももちろん前述の理由で理に適っていない。

洋式どころか小便器においても周囲に撒き散らす人がいるので、そもそも男性にとって、便器というシステム自体がそぐわないのかもしれない。犬以下だ。

望むべくはまったく飛び散らない便器の登場である。

もう21世紀なんだからこれくらいなんとかしてほしい、と便座に座りながらその日が来るのを待っている。