蟻は今日も迷路を作って

くだくだ考えては出口のない迷路に陥っている

風邪吹き荒れる

しぶりに風邪をひいた。

どこの馬の骨とも知れないアラサー男の「風邪をひいた話」なんて誰も聞きたくないし、私だって興味がないのだが、書こうという気持ちになったのは、暇だからである。

十六茶のめちゃくちゃ濃い味のやつを飲んだ午後から喉の調子がおかしくなった。

めちゃくちゃ濃いゆえ、喉の皮脂が根こそぎ削られたみたいで、お茶を飲めば飲むほど喉が渇くという事態に陥った。私は喉を潤したいのに、飲めば飲むほど喉を乾かしていく。砂を飲んでいるようだった。

風邪のひき始めは喉の違和感からくる。

「違和感」を"自覚"してしまったとき「違和感」は"本物"になるのだ。

その日の夜、あ、これは完全にやったな、と思った。違和感は"本物"になっていた。

ただちにマヌカハニーを舐め、早々に就寝した。

マヌカハニーを舐めると喉がピリピリして、強烈な殺菌成分を感じられるのでおすすめだ。「効いている感」が初期の感冒には重要である。

 

翌朝、唾も飲み込めないほどに喉が腫れてしまって、どうしようもなくなったので会社を休んだ。熱は平熱よりも1℃低く、それはそれで意味がわからない。寒くもなく熱くもない。外は嫌な雨が降っていた。

近所の病院(初診)に行き、いくつか薬を処方してもらう。抗生剤と、あとなにか漢方とうがい薬だ。その日はとにかく薬を飲んで安静に過ごした。

薬を飲んでから体がだるくなり、顔がむくんで、うっすらと頭痛がするようになった。

風邪の症状が体に異常をきたしているのだろうか。

いちおう薬の副作用を調べると、悪寒、吐き気、むくみ、などと私の症状と合致することが書かれており、このような症状が出たらただちに服用をやめて薬剤師に連絡してください、とあったのだが、面倒だったのでほっといた。

だいたい、副作用なのか風邪なのかわからないのだ。

しばし様子見にした。

 

翌朝、さらに薬を飲むと頭痛がひどくなったが(一晩経っても治らない頭痛なんて久しぶりだ)、しかし仕事を二日間休むほどの不調ではなかったし、喉の調子も良くなりつつあったので、平常通りに出社した。

今思えば、休んだ日よりも体調は悪かった。

昼食を食べ、さらに薬を服用してから30分後、ひどい下痢に見舞われた。

その後、強烈な悪寒と吐き気。今にも戻しそうな感じだったが、職場で吐きたくねぇ〜という思いからなんとか耐え、外出の用事があると言って職場を抜け出し、気を紛らわせた。風の気持ちいい5月の午後だ。

電車の中でも吐きたくね〜という思いからなんとか耐え、倒れるようにして帰宅した。

半分気絶していたのか知らないけど、妻が帰ってくるまで気が付かなかった。

風邪の症状うんぬんとは思えなかったので、夜のぶんの薬はやめた。

 

今日になって薬剤師の元へ行き事情を説明したが、こちらの予想通り、薬剤の副反応か風邪の症状か判断しかねるということだった。

赤ん坊の頃にも抗生剤でアレルギー反応が出たので、薬のせいだとしたら間違いなく抗生剤の影響だろうとのこと。

今は処方薬の服用をやめたので体調が比較的良い。

喉の痛みはハチミツを熊のごとく舐めることで抑えられつつある。

鼻水が疾風怒濤に噴き出るが、それもパブロン市販薬でおさまっている。

 

体調を崩しやすいこの時期、皆さまもご自愛ください。