蟻は今日も迷路を作って

くだくだ考えては出口のない迷路に陥っている

サボった代償

月曜日、なんか急に無理になってしまって、仕事を休んだ。サボりである。

実際に体調もなんとなく悪かったし、目も霞んでいたし、不明な筋肉痛もあった。お腹も空いていたし、眠気も酷い。

そもそも行きの電車の中で「行きたくね〜」と思っていたときに、ふと、「じゃあ行かなくてもよいのでは?」と気づいてしまってからもうダメだった。即座に頭の中で「今日休んでも仕事はどうにかなるのか」の試算を綿密に繰り返し、休む理由を考え、上司にメッセージを送っていた。

休みたいときに休む権利を有している。それが正社員というものだ。

 

ところが、休んでリフレッシュできたかというと、そんなことはなかった。

翌日の仕事がスムーズに行くように帰宅してから少し仕事をしてしまったし、シンプルに少し体調が悪かったのもあってなにもかも捗らず、何よりも、「休んでしまった」という自分自身への敗北感が虚空のように精神を支配しており、休むなら休むで気持ちを切り替えればいいものを、思い切りの良さとは裏腹に覚悟は決まっていなかったと見えて、一日中ソワソワしては惰眠を貪るようにして、気がつけば日を暮らしてしまった。

結論、私は無駄に一日有休を使ってしまっただけなのだ。

あーあ、というか、シンプルに「なにやってんだおれは…」状態になった。

 

翌日、いつもより1時間早く出社して業務を始めた。

休んだ分、当然のことだが仕事が滞っている。

メールを片付け、部下の進捗を確認し、自分のタスクを整理して、今日の打ち合わせ用の資料を準備し、提出物を作成して提出し……

怒涛のように一日が終わった。

仕事しながら、昨日休むべきではなくて進めておかなければならないものが多かったことがわかったし、1つか2つ、ほとんど手遅れのものもあった。休むときに頭の中で組み立てた試算がまるで外れていた。休むという決意による興奮作用ではまともな判断ができないのだ。

安易にサボるくらいなら、なんとしてでも気合いで出社して、とりあえず会社の席に座って業務を始めてからサボればよかった。そこまで行ったら仕事しないわけがないし、本当に無理なら早退することだってできたじゃないか。

 

普通に無意味なことをしてしまい、後悔している。

失われた時間は戻らない。

人生はこの繰り返しなのか。

失われた時間は戻らない。