蟻は今日も迷路を作って

くだくだ考えては出口のない迷路に陥っている

雑記

暇眠

3月末まできわめて多忙だったのに、4月に入ってからとんと仕事が落ち着いてしまって、今月の月残業は3時間未満だった。 私はこれまで何をやっていたのだろうと言いたくなるくらい、手持ちの仕事がない。 仕事が無いわけではない。先々の予定は埋まりつつ…

桃太郎の犬・猿・雉についての簡単な考察

桃太郎のツレといえば、犬・猿・雉だ。 私だったらもうちょっとマシな仲間にするが(管理会計ができたり楽器を演奏できたり多言語話者だといい)、でもまぁ、結果として鬼退治はできたわけだし、動物を連れてファンシーな絵面になっただろうから、良かったんじ…

andymori解散から10年

andymoriがTikTokの女子高生に流行っているらしく、喜ばしいことだなと思っている。 好きなものが自分以外の誰かによって不当に消費されてしまうのは悔しいし、ノスタルジーが汚されるような感覚に陥るのもわかるけど、単純に、andymoriを好きな子が増えたら…

普通に邪悪な地球温暖化

イギリス・ロンドンを流れるテムズ川では毎年、大学対抗のボートレースが行われていて、優勝チームは川に飛び込む恒例行事があるのだけど、今年は飛び込み禁止になったらしい。 信じられないくらい汚染されているからだ。 川で吐いた学生もいたという。ふつ…

2019年のこと

2019年に書いたブログにコメントをくださった方がいた。 それは私がお台場のエセ・ニューヨーク気取りに苦言を呈するというなんとも若々しいブログで、今読み返すとちょっと笑えてくるくらい「おいたわしい」文章で、読んでいるとむずむずしてくる独特のノリ…

太った

太った原因はいくつかある。 運動をまったくしていなかったし、食べたいものを食べたいときに食べていたし、毎晩酒を飲み気絶するように眠っていた。 なによりも、驕りがあった。 自分は太ることはないだろう、という驕りだ。 私は手足が細くて腰も細いので…

まるで映画を見たあとのような

この数日で映画を3本見た。 『南極料理人』『The Shape of Water』『12人の怒れる男』だ。 どれも素晴らしい映画だった。 映画は開始から30分くらい、つらい。 最初のうちは映画の中の世界に入り込めないし、キャラクターもよくわからない。物語はなかなか動…

妻がいない週末の食事【※画像なし】

妻が出張と、週末に旅行していた関係で、木曜の夜から日曜の夜まで、私はアパートで1人で過ごした。 妻がいないと食事の楽しさが半減するため、なにを食べてもどう食べても楽しくないのだが、楽しくないなりに、自分の好きなものを食べようという気持ちが湧…

情報過多を生き抜く/AIの使い方〜線引き編〜

情報が多すぎるうえに、その情報のほとんどが価値をなさない、というのが現在のインターネットだと思う。 Bingで調べても満足のいく検索結果が得られるわけではない。多くのページが広告に蝕まれて可読性が低く、よくわからんAIがさまざまなサイトを複合的に…

猫語、犬語、ヒト語

猫は猫語を使っている。常識的に考えて。 同様に、犬は犬語を使っている。 それはそう、ヒトがヒト語を喋るのと同じことだ。 ヒトが犬語をわからないように、犬は猫語がわからないだろうし、猫は犬語がわからないものと思われる。 アニメや漫画によるイメー…

エイもイカも人間と違いすぎる

エイが海底を泳ぐ動画をなんとなく見ていた時に気付いたのだが、エイは人間と体の構造が違いすぎる。 エイって普通の魚とは全然違う見た目をしてるよな〜、軽自動車と在来線くらい違う。などと思っていた矢先の気付きであった。 エイと人間は、バスタオルと…

閏年の「うるう」ってなに?

私は1995年12月生まれなので、同学年の早生まれには、数名、1996年2月29日生まれがいた。 そいつらは4年に一度、示し合わしたように、たとえば12歳の年には「いやぁ、今日でようやく3歳ですよ」なんてことを言ってはクラスで注目を浴び、閏年生まれの恩寵を…

旅行の本質

今週のお題「大移動」 旅行の何が好きかって、移動がとにかく好きだ。 移動が好きなので、目的地に到着してしまうと、あーあ、着いちゃった……と肩を落とすこともある。 目的地にそこまで興味はなくて、私はただ移動がしたいだけであり、どこかへ行けるならそ…

激・辛・甘・痛

お昼に激辛のグリーンカレーをタイ料理屋で食べた。 初めて行くタイ料理屋だったのでとりあえず一番辛いものを食べてみようと思ってのことだった。 結果、当たりの店だった。ココナツミルクと鶏肉のコクがしっかり溶けこんだスープに、青唐辛子の痺れるよう…

ノスタルジックSFの世界

昭和だったからこそ生み出せた「未来の姿」があった。 「昭和少年SF大図鑑」 夢あふれる未来予想図のオンパレード|好書好日 空にはクルマが走り、人々はやけにピッタリした銀色の服を着て、物理法則を無視した高層ビルが立ち並ぶ、未来の世界が昔あった。 …

『将太の寿司』を読破したら妻の気が狂った

『将太の寿司』というマンガを、全国大会編と呼ばれるところまで読み終わった。 連載が終わったのがこの全国大会編で、このあと時間を空けてからWorld Stage編が始まる。しかしまぁ、World Stage編は一旦置いとこう。 このマンガはそのタイトルの通り、将太…

しんどいときの予兆

仕事が忙しすぎて、ほんとうに心を亡くすような日々を送ってしまっている。 束の間に聴くハロプロの楽曲や、ラジオ、そのほかコンテンツを眺めているときしか頬が緩まない。ヒーリング・アイドルだ。 会社の人全員がいま猛烈に忙しくて、職場では独り言やす…

つけ麺屋の有線で泣く

昨日のお昼に、つけ麺屋でつけ麺食べてたときのこと。 有線放送でYOASOBIの「アイドル」が流れてきて、あーこの曲は本当に好きだなぁと思って、まぁ普通に麺を啜りながら聴いてた。 「アイドル」を耳にしない日はないのではないかというくらい、2023年はどこ…

東海道五十三次を歩く

いつものメンバーと正月に会うにあたって毎年頭を悩ませるのが、どこに集まるか、集まってどうするか、というどうでもいい問題だ。 みんな家が離れてるし、あまり金を使いたくないし、ぶっちゃけベンチさえあって話ができればなんでもいいという仲なので、毎…

正月

早速つまらないことが起こった。 北陸の皆さんに一日でも早い安寧が訪れることを祈っている。 こんな言葉を投げるとき、言葉というものの不完全さと脆さを痛感する。こんな言葉なら、なにも言わないほうがマシだとさえ思う。 東日本大震災のときにまだ生まれ…

さらば2023

2023年は怒涛だった。 上半期は結婚式の準備に追われ、下半期は引っ越しに、そして推し活……。 そういえば推し活の専用ブログを始めた。 ↓ ロマンスの途中で寄り道ばかりしてる アメブロで始めたのは、推し(ハロプロのみんな)がアメブロでブログを更新してい…

安くて効果的なプレゼント

誕生日プレゼントに『中世の写本ができるまで』(白水社)を、クリスマスプレゼントに『幻の弦楽器ヴィオラ・アルタを追い求めて』(河出書房新社)という書籍を買ってもらった。 私は妻の誕生日やクリスマスプレゼントには数万円分の化粧品やアクセサリーなどを…

S・O・S

めちゃくちゃ忙しい。 11月末に引っ越しをしてから様子がおかしい。 12月は平日にライブに行ったり、休みの日は大阪に遠征したりしてきた。この土日は知人の結婚式へ参列しに仙台へ行く。 忘年会シーズンということもあって、毎週末飲み会に参加している。 …

何もかも並ぶ街、大阪

推しのライブが大阪であったので、遠征ついでに大阪観光をしてきた。 大阪観光といっても、メインは推しのライブなので、どこそこへ行って何かを見たり、嗅いだり、舐めたりしたわけではない。 というか、ほぼどこも行ってない。 道頓堀でたこ焼きを食べ、新…

Yesterdayを聴いたあとの人類

BeatlesのYesterdayを久しぶりに聴いた。 言わずと知れた名曲だ。 久しぶりに聴いたら、名曲すぎて腰が抜けるかと思った。 夜道で聴いてたんだけど、ふと立ち止まったもんな。 月、いつもより綺麗に見えてビビった。 この曲にはそういった類のパワーがある。…

字が汚いやつ、表出ろ

字が汚いと損をすることが多い。 単純にバカみたいだし、多分だけど、ハナクソとか食ってたんだろうな中3まで。とか思っちゃう。枕にキノコとか生えてるんだろうな、字が汚い人って。 そのように思われるので、字が汚いというのはひどく不利だ。 なによりも…

それは美味しい漆黒

イカ墨を使ったパスタを食べた。 出先のイタリアンで食事をするときはできるだけ普段は作れないパスタを食べることにしている。タリアテッレとかペンネとかニョッキとかラザニアは普段使わないから、それらのパスタを使ったものがあれば、率先して注文する。…

みんなの中にも芥川の「鼻」はある

芥川の小説を最近読み返してて、おもしれ〜と、結構思ってたりする。 現在芥川がいたとして、彼の小説がどれくらい評価されるのかははたしてわからない。なんかちょっと説教くさいところもあって、ウザいな、って気持ちもある。 なんでちょっと説教くさいの…

フィクションにしか存在しない幻の生き物:オタクに優しいギャル

オタクに優しいギャルが話の主軸となっているマンガを読むと全身の毛穴が粟立つ呪いにかかってしまった。 なんつーか、自身の「性欲」をギャルのマインドとオタクくんのマインドの落差で隠そうとしているのがまず気色悪い。「性欲」をストーリーには絡めない…

成長を感じる

新人の仕事をみている。 その仕事内容は以前にも私が担当したことがあり、それなりの成果をあげることができたので、私は上司と共に新人の面倒をみて、随所でダメ出しをしたり、改善案を出したり、褒めたり貶したりしている(貶すことはない)。 新人の作った…