蟻は今日も迷路を作って

くだくだ考えては出口のない迷路に陥っている

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

正月がいちばん興奮する

いよいよ年の瀬、2019年が終わり、2020年になってしまう。 2020年なんて永遠に来ないと思っていた。 来るんだ。 東京オリンピックということで、興奮の熱は日が近づくにつれて冷めつつあるけれど、楽しみである。オリンピック期間中の通勤を考えると今すぐ貧…

思想システムの更新は難しいという話

ある晩「踊るさんま御殿」を見ていたのだけど、あれは夕食中に見る番組ではないね。寝起きに見るものでもないけど。 と、わけのわからないことを書いたけどそんなことはどうだってよくて、私はさんま御殿などとのたまう宮殿を視聴しながらそこの主・さんまさ…

サボり気味の理由

最近はブログをサボり気味だ。 サボり、と言ったって、ブログは誰かにやれと言われたわけでもないし、金を貰っているわけでもないし、私のブログを心待ちにして生き甲斐にしている人だっていないのだから(いたらメッセージください)、いくらサボったって誰に…

文化の振興は国防に繋がる

これから書くことはなんら政治的な思惑もないし、たかが素人が妄想の果てに書き連ねるだけの机上の空論、なので、読者諸賢におかれましては「ふん、そんなことを考えたのね」と思っていただければよく、何も言わずにはてなスター☆をくれてやればいいし、はて…

サンタクロースはどこにいる

サンタクロースはどこにいるかというと、私たちの心の中にいる。なんてつまらない話はよしとくとして、現実的にサンタクロースの役割を担っているのは子どもを育てる人、つまり親である。 恥ずかしい話、私は『涼宮ハルヒの憂鬱』の冒頭の長たらしい一文を読…

「おさかな」の良さ

お魚はいい。 「お魚」と口に出すと、しみじみ「良いなぁ」と思う。 「魚」よりも「お魚」がいい。「おさかな」とひらがなにするとより良い。 なんだか可愛いじゃないか、「おさかな」。 「お」を付けるだけでちょっと丁寧だし魚に愛着を持ってる感が出るし…

食事にも懺悔にも見える光景

今週水曜日のことであった。 私は自宅近くのファミ・レスで夕食を摂っていた。ハンバーグでも食べなきゃやってられない、そんな日だったのだ。 私は店の壁際いちばん隅に席をかまえた。ここはオセロ的にはいちばん強いところだ。どの色にも裏返らず、自分を…

一休さんOPの歌詞はどうかしてんのか

まいにちテレビアニメ『一休さん』のオープニングテーマを聴いているのだが、聴けば聴くほど面白くて笑ってしまい、ふと我にかえって死にたくなっている。 https://youtu.be/veI2yVNTgns 初手の歌詞が「すきすきすきすきすきすき 愛してる」である。 なぜ?…

先生と生徒の恋は罪か?

創作のなかで先生と生徒が恋をする話はガンジス川の砂の粒くらいあるもので、ずっと同じ規模感で話題になる恋愛物語の王道中の王道だけど、私は「先生と生徒の恋」に、創作とはいえ一抹、思うところがある。 それは、現実的に考えると、先生はとんでもないク…

三猿(見ざる聞かざる言わざる)と忘年会することになったらどうしよう

例によって見切り発車でブログをしたためる次第、ご覚悟あそばされたい。 世間は忘年会シーズン。 私もその例に漏れず、今週と来週は忘年会があって、はやく帰らせてくれ、と思う一方で、行ったら行ったでなんとなく面白かったりするので、自分の心がわから…

一人称なに使ってる?

私はブログやTwitterでは「私」を称して使っている。 その理由は「私」を使えばなんか知的っぽいかな、と思っているからだ。(わたし)ではなく(わたくし)なのでご留意を。 それに「私」は中性的でよい。 私はストレートな男で、女が好きだし男に性的興奮を覚…

飢えたら自分の体のどこから食う?

漫画『ONE PIECE』で次のシーンがある。 知らない人のために説明すると、 このシーンの、このものすごい人は「赫足(あかあし)のゼフ」という、足技が強い人だったのだが、不運にも絶海の孤島に遭難してしまい、喰うものに困ったゼフは自らの足を──自らの誇り…

世界が滅ぶときにいたい場所

世界が滅ぶときはここにいよう、と思える場所がある。 実家の近くの、海にあるデッキだ。 休日はこのデッキに座って缶ビールを飲んだり、湾にそそぐ光の揺らめきや遠くにぼんやりとしている山の影を眺めたり、トンビがくるくる回っているのを何も考えずに見…

楽観思考を身につける

昨日は大学時代のサークルの人たちとの飲み会があって、その幹事を務めることになった。 といっても私は特に何かをしたわけではなく、店を予約し、集金しただけである。 その場の取り仕切りや雑多なことはなんかぼーっとしてたら他の人がやってくれたのでよ…

恨み言呟く爺の謎

2~3年前、世間の緩慢な責め苦に絶望して大学をサボり、近所の公園で昼間からぼーっとしていた。課題が終わる気配はなかったし、そもそも出席してないから提出しようもなかった。そんな昼下がりである。 隣のベンチに座っていた爺さんがぶつぶつと文句を言…

Kindleくんとの生活

以前にも書いたが、サイバーマンデーセールでKindle端末を買った。 6000円オフならそりゃ買うでしょ。半額近いのだ。 電子書籍には疎いタイプで、べつに反感も持っていないし、特別紙の本が好きなわけでもないのだけど、なんか手を出していなかった。買うの…

文字数多いのではないか問題

自分のブログが好きでよく読み返してはスクスク笑っているのだけど、いかんせん文字数の多いのが読んでて疲れる。 平均文字数は1200字くらいだろう。 ときには3000字を超えるものもあって、小レポートの様相を呈す。 長すぎである。何をそんなに訴えたいこと…

満員電車空席探知能力者

私にはちょっとした能力があって、掲題にもあるように、空席探知能力である。 「は?地味か?」 と、ギャルに怒られそうな能力だがしかし、これはなかなか重宝する能力である。 これは何かというと、特に威力を発揮するのが満員電車で、私が前に立ったその座…

コタツ布団を買うしかなかった

家にはコタツがあり、コタツがあるからにはもちろんコタツ布団がある。 私は今日、コタツ布団を買いに行った。 どういうことか? 簡単な話だ。今まで使っていたコタツ布団が使えなくなったのだ。 どうして使えなくなったのだろう? 去年まで使っていたコタツ…

なにもしない日

週に一日、何もしない日を設けている。 その日はたいてい日曜日で、ブランチの時間まで眠って、軽く食事をして、17時くらいまでまた眠り、ベッドの中でうだうだして、夕食を食べ、早めの時間に眠るのだ。 眠っている時間の方が長くて、我ながらよくこんなに…

祈り、働け。

唐突に、じつに唐突に、祈りって人間にしかできないことなのだなぁと思った。 そういうことに気付けると、人間は美しく、愛しい。 祈りってそもそもなんだろう。 そういうことを考えると文化人類学的な話になってきて複雑になってしまうのでよしておくとして…

目的は手段で手段は目的

「 目的」と「手段」がいつのまにか入れ替わってて、アレレ?おっかしぃ〜ずぉ〜お?となってしまうことはよくある。 たとえば、金銭がそれだ。 お金は大切だ。いちばん大事かもしれない。結局金なんだなぁとなることも多々。金さえあればどうとでもなること…

タヌキは怒っていい。

今朝、満員電車の中で、何気なく狸の置物の画像を大量閲覧していたのだが(そんなことするなんて心が疲れているのかもしれない)、見ているうちに悲しくなってしまった。 ひどいじゃないか。 なにも、こんなに下品な姿にすることないじゃないか。 どうしてこん…

運動したい欲

24歳だけど、はやくも体力の衰えを感じている。 はやくない? 家から駅まで走っただけで魂抜かれたようになるんだが??? 「今が体力の最盛期。今以上のパフォーマンスは今後どれだけ鍛えようとも、若さに勝ることはない」 高校の体育教師の言葉を思い出す…

お洒落は今日も街を往く

久しぶりにネクタイを締めた。 私の会社は一年中ネクタイを締めなくてもよく、オフィスカジュアルならほとんどの場合許される。だからネクタイを締めている人は少ない。 今日ネクタイを締めたのは、なにか特別なことがあったわけではなく、単なる気分だった…

クリスマスツリーの憂鬱

いたるところにクリスマスツリーが飾られはじめて、ああ、もうそんな時期かと背中を丸める。我が家でクリスマスツリーを飾らなくなったのはいつからだろう。 昔、うちにはクリスマスツリーが植えてあった。12月になると玄関の鉢に植えてあるそれに飾り付けを…

すべては無常なのです

昼に「開運!なんでも鑑定団」の再放送を見ていたら、会社の倉庫から日本の有名画家の水彩画らしきものが出てきたので鑑定よろしくお願いしますニャ~オ、ってふざけていたので、どうせ東山魁夷(ひがしやま かいい)だろと笑ってたら、ほんとうに東山魁夷だっ…