蟻は今日も迷路を作って

くだくだ考えては出口のない迷路に陥っている

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

好みの画像に出会いたい

「これ絶対に好きでしょ」と妻に言われたのが、上の写真である。 ひと目で、ああ、これはなんて素晴らしいのだろうと、思った。 同時に、妻が私の好みを理解していることが嬉しくもあり、なぜかちょっと小馬鹿にしてるのが腹立たしくもあった。 でもともかく…

ローランサン展に行く

渋谷Bunkamuraでやっているマリー・ローランサン展に行ってきた。 日曜の朝イチに行ったので、空いていてよかった。 日曜の朝の渋谷は、あの大きな交差点すらも人はまばらで、道玄坂のあたりは50メートル先まで道を見渡せて、とても快適だった。歩きやすいこ…

蹄を削る動画

馬や牛の蹄(ひづめ)を削る動画ばかり見ている。 そんな動画のどこが面白いのか、説明は難しいし、面白いかと言われると、面白いわけではない気がするのだが、なんだか見てしまう。 よく研がれたナイフで荒れ果てた蹄をヌッと切る。硬い蹄というよりもバター…

はやく帰る日

祝日明けの金曜日、私は朝、遅刻しかけていた。 地元の電車が遅延し、さらに乗り換え先の電車がなんか定刻よりも早く駅を出発してしまったので、乗り換えに失敗したのだ。そんなことあるんだ。 駅から会社までは徒歩3分。電車が駅に着くのは始業の3分前であ…

義父義母の衣装合わせ

結婚式に向けて、今日は義父と義母の衣装合わせをした。 ギフ・ギボは会うなり「東京は寒いね」と背中を丸めた。風の吹き荒ぶ駅改札で20分ほど待たせてしまったので(妻が集合時間を間違えた)、寒いと感じるのは当然だろう。今日はこれでも小春日和である。 …

誤字は遅れてやってくる

メールや文書など、どれだけ誤字に気をつけていても、送ったあとに見つかるのはなぜなのだろう。ブログにしたってそう。投稿したあとに気づく。 今日もメールを送った直後にひどい誤字をしているのを見つけて、ひとり恥ずかしい思いをした。 誤字った場合、…

プチ帰省

仕事終わり、実家へ帰った。昨日のことだ。 職場から実家までは1時間半ほどかかり、仕事が終わったのが19時過ぎだったので、実家の最寄りに着いたのは21時前だった。 21時までやってる飲食店は近所ではデニーズしかなくて、とりあえずそこへ逃げ込んで、ミッ…

久しぶりのヘルプデスク

前職は情報サポートデスク業務をやっていて、ユーザーからパソコンやシステムに関する電話・メールを受けたら、遠隔操作または口頭などで問題を解決する、という仕事をしていた。文字にするだけで辟易とする仕事である。 転職してからも、今の会社で情報機器…

凶兆か

昨日、劇団四季の『アナ雪』を観に行って、大変素晴らしかったのでその感動を思うがままにブログの下書きにしたためておいた。 しかし、さて推敲して投稿するか、と下書きを開いたら、最初の30文字を残して、残りの1500字は消滅していた。 愕然とした。 思え…

パイナップルの居心地

今日の昼に食べた酢豚にパイナップルが入ってた。 酢豚にパイナップルが入っているパターンに初めて遭遇したので、そうかこれが、と感動すらしてしまった。 酢豚のパイナップルといえば、なんか文化人を気取った中年タレントのつまらないコラムとか、特に話…

平日に妻とランチ

妻が有給を取ったので、ランチは私の会社の近くまで妻がやって来て、一緒に食べることになった。 二人のお気に入りのハンバーガー屋が会社の近くにあるので、久しぶりにそこへ行くことにした。 妻が待ち合わせに20分遅れたのでヒヤヒヤしたが、お店は空いて…

やなモン見ちまった

残業をしていると、オフィスの隅の打ち合わせ場所で(打ち合わせ場所とは言い条、区切られてたり衝立があるわけではなく、テーブルと椅子が置いてあるだけだ)、上司と同僚が揉めていた。 揉めていたというか、私より1ヶ月だけ先に入った同僚が、上司の質問攻…

心のなかの犬たち

妻が、てらおかなつみさんのイラストがあしらわれた焼き菓子を買ってきてくれた。 飛ぶように売れていたらしく、残り2箱しかなかったらしい。 一緒に行ったお友だちも「かわいい」と言って買ってくれたようだった。 推してる作家の作品が、このように純粋に…

著作権フリーの短編映画『ブルース・ブルースト・ブルーセル』

YouTubeで見れない著作権フリーのショート・ムービー『ブルース・ブルースト・ブルーセル』を見た。 27分ほどなので休み時間にサクッと鑑賞できた。 1912年のスペイン映画である。 白黒だし、映像はかなり粗いし、音楽はあるもののセリフの音声はなく、セリ…

『イニシェリン島の精霊』を見た

『イニシェリン島の精霊』という映画を見てきた。 空き時間になにか暇を潰せないかなとウロウロして見つけた映画で、舞台がアイルランドということで興味を持った。 オフェイロンの『アイルランド 歴史と風土』を読んでから、この大西洋に浮かぶ小さな島には…

誰かの心の故郷

東京の街に雪が降った。 雪って、音もなく降るから好きだ。その様子に「しんしん」というオノマトペをつけた人は「しーん」を生み出した人と同じくらい天才だ。 前日から気象庁が「今回の雪はマジで、マジ。やべぇなんてもんじゃねぇ。東北勢もびっくりだぜ…

結婚式の夢

5月の結婚式に向けて打ち合わせをしたり、いろいろと決めたり、準備を進めている。 準備は妻が主導となってやり、私は調べ物に参加したり、好みをもとに決定を下したり、意見を言ったりしている。 私は仕事の関係で帰りが遅くなりがちだし、4月と5月は血反吐…

初めての信玄餅を捧ぐ

会社の人から信玄餅をいただいた。有名なお菓子だが、私は一度も食べたことがなかった。 インターネットの情報でこれは食べるのが難しいというのを知っていたし、見るからに きな粉が吹きこぼれそうだったし、食べ方がわからないから会社のパソコンでググっ…

夜を癒すケーキの存在

「仕事がつらいの。今週はもうダメみたい。帰りにケーキ買ってくるね」 と妻からLINEが入っていたのはちょうどお昼過ぎのことだった。 いま絶賛、仕事イヤイヤ期らしくて、たしかに朝から憂鬱そうな顔色をしていた。 それでその憂鬱とケーキがどう結びつくの…

蕎麦は手繰るものである

蕎麦を手繰ってきた。 先日お出かけをしたときに食べたものだ。 私はこういうふうに、1日で食べたものを数日に分けて投稿することで、さも毎日美味しいものを食べているかのように装っている。自分の料理にしたって似たようなもので、美味しく作れたときや映…

食パンのための皿

食パンをのせるためだけの皿を買った。 330円だった。 「330円ならいつ割っちゃってもいいな」と口に出して買ったのが、我ながらちょっとサイコっぽかった。 でも330円なら、割れても悔しくない。値段わりには可愛いし、手触りもすべすべしていて気に入って…

チーズケーキは吸い物です

今日食べたもの。 蔵前のカフェでチーズケーキ。 チーズケーキはそれがどれだけチーズであるかよりも、いかに下の生地がさっくりしているか、が大事だと私は思っている。 ここのチーズケーキは理想的なさっくり感だった。フォークをあてた瞬間にその食感が脳…

なぜ鬼は豆を嫌うか

鬼の倒し方はわかっていない。 やつらは刃では傷つかないし、もちろんニ六式拳銃でも痕ひとつつかない。隣村のじいさんの噂では、雷があの角に落ちたのを見たそうだが、やつはヘラヘラしていたという。 「電気ってのは、いい具合だぁ」 汚い口を耳元まで開い…

唯一の懸念

4年前の2月に死んだ父親のために妹と母が墓のある尾道へ行く、と聞かされたのは昨晩の夜のことだ。 「もうすぐ命日でしょう。それでね、もうずっと行けてないから、あの子(妹)のためにも行くことにしたの」と電話で早口に母は言った。 妹は父が好きで、よく…

結局美味しいのって糖質じゃん

糖質制限ダイエット。いま流行りだ。 1日でまったく糖質を摂らない生活をするというのは、ダイエットにかなり効果があるらしい。 だが、1日や2日くらいならなんとかできるだろうけど、これを1週間続けるとなるとそうとうの覚悟がいるだろうことは想像に難く…