蟻は今日も迷路を作って

くだくだ考えては出口のない迷路に陥っている

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

私のメンタルヘルスケア

朝起きて、ふざけんなと言ったのは、堪えようのない暑さのせいだったし、それから慢性的な肩こりと、朝起きたということは仕事に行かなければならないという憂鬱のせいだった。 平日、仕事のある日は肩が異様に凝っている。 デスクワークのせいだろうか?そ…

テキトーに文章を書くには

どうしても文章を書かなくてはならないときがある。 しかも2000字以上の、どうしたって埋められない文字数を埋めなければならないときがある。 書きたくなくても、書けなくても、書かなければならないときはあるものだ。 それは多くの場合「レポート課題」と…

それでも最後まで読める本

私は本を読む。 たいていの本は最後まで読むのだけど、中には最後まで読めない本もある。 その理由は、私には難しかったり、文章が気に入らなかったり、読むのに苦痛を感じる、などなど多岐にわたる。 その一方で最後まで読める本というのは、理由はシンプル…

高校野球はとても泣ける

私の通っていた高校は野球にひじょうに力を入れていて、野球部員は100人を超えていた。 学校をあげて応援しており、そのため野球部員はクラスでもカースト上位で、何を勘違いしたか練習をサボりがちなペラペラの部員まで図に乗っていて威張り腐っていたから…

ガム

あなたは最初にガムを噛んだ日のことを覚えていますか? 私は覚えている。 ただ漠然と、ガムの理不尽さを覚えている。 ガム、理不尽じゃないですか? なんで飲みこんじゃいかんの?って思わんかった? 子どもが噛むガムってフーセンガムみたいなふざけた、甘…

星が美しいということ

ぜんぜん見えてこない。曇った夜空の星みたいに。 未来は希望ではなく絶望で、過去は礼賛ではなく因縁で、人間はあまりにも醜く、自分すら愛せないのに他人に与えられる愛なんてこれっぽっちもなくて、私の優しさはだから愛ではなくて、醜い人間への慈悲なの…

プレパラートを割った犯人は私です。

中学2年生の秋、あるいは冬、もしくは夏、さもなくば春に、理科の実技試験があった。 理科に実技試験があるものか、この嘘鴉(うそがらす)め、とお怒りになる貴殿らをいさめたく思う。しかし、たしかにあったのだ。 「顕微鏡の使い方」「ガスバーナーの使い方…

みんなのミュシャ展〜ミュシャからマンガへ〜に行ってきた@渋谷Bunkamura

日曜日、かねてより楽しみにしていた、ミュシャ展に行ってきた。 渋谷Bunkamura みんなのミュシャ展〜ミュシャからマンガへ〜 である。 ミュシャに触れるのはこれが2回目だ。前回は2017年に国立新美術館で開催されたミュシャ展であった。 国立新美術館でのミ…

「天才」と「秀才」のちがい

高校生の頃、各大学が広い会場に集合して合同キャンパス説明会を開く催しがあって、暇つぶしに行ったことがある。 理系大学が多くて、なかなか興味をそそられた。 漢方薬を実際に作ってみたり、人間の体のバランスを測定する実験器具があったり、女子大生が…

パールバック『大地』を読んだ

パールバックの『大地』(全4巻)を読むのに一カ月以上かかってしまった。 私は読むのが遅いうえに熱心な読書家でもないから、とても時間がかかってしまったし、古本なので文字が小さくなかなかページがすすまなかった。そもそも、翻訳物が苦手だ。なんか読…

「目玉焼き」名称問題

我が家ではほとんど毎朝、目玉焼きを食べる。 「作るのが簡単だし、たんぱく質があるから」と母は曰く。朝元気がなくても、目玉焼きだけは食べろと言われる。それだけ母は目玉焼きの栄養価を信じているのだ。 『美味しんぼ』で目玉焼きをどのように食べるか…

おれは一体いつから「コアラのマーチ」の絵柄を見なくなつてしまつたのだらう

最近は毎日のようにコアラのマーチを買って食べている。社会人の財力の前では100円なんてまったく惜しくない。100円でコアラ食い放題なんだから安いもんだ。 コアラのマーチの包みを開け、一気に2~5粒口に放り込み、ぐゎしゃぐゎしゃと噛み砕いて飲み込む…

あの子の名前は輝いて見える

ふと、排尿をしていて思い出したことがある。 高校生の頃の友だちのことだ。 彼は猛烈な恋をしていた。 その恋の相手というのが、学年でいちばんの美少女だった。 一番頭のいいクラスにいて、よく知らないのだけど一年間に5人くらい彼氏が遷り変っていて、す…

福島に行ってきただけ

大学時代のサークルの同期と福島へ旅行してきた。 なぜ今、福島なのか? それは、同期が仕事で福島に住んでいるからである。それだけであーる。 ***** 福島県に何があるというのだろう? 今回行ったところは、福島市、郡山、猪苗代湖、などである。会津…

くらげについて思うこと

くらげは人気の生き物だ。 水族館という海洋生物を主に展示している施設へ行くと、決まってくらげが水槽を漂っている。 (写真がとても下手) 不思議な生き物だ。 じっと見ていると、生き物なのか?と疑問が湧く。 肉眼では目らしきものは確認できないし、えら…

健康という名の宗教

小学生時分から、大人になったら絶対に煙草をやろう、とかたく決意していた。 どうしてなのか自分でもわからない。 ひとつには、煙草のにおいが好きだったからかもしれない。小学生時分は街のいたるところで喫煙している人がいたので、その副流煙を吸い込む…

お坊さんに最も適した移動手段

なぜなのかまったくわからないのだが、今日だけで寺の坊主を4〜5人、駅で目撃した。 ある坊主は黄色い線の内側でやはり坊主らしく道徳観念が強いのだろうか、ジッとして整列していたし、ある坊主は自動改札をICカードで通り抜けていた。 知らない人のために…

「ピカチュウ」は名称が先か?鳴き声が先か?

「ポケットモンスター」シリーズに関しては、私は同世代の中では「中学までアフリカに住んでたからポケモン知らないんだよね」ってレベルで知らない。 実際には日本の海辺の町で暮らしていたのだけど、それなのにポケモンのことを無垢のように知らない。 ピ…

kocorono7月は夏のはじまり

7月2日、ベッドにごろんとしていて、窓を開けて、夜のにおいを嗅ぎながら、もう7月なのにぜんぜん7月って感じがしないなぁと思って、私は毎年の7月にやることを忘れていたことを思い出した。 bloodthirsty butchers(ブラッドサースティブチャーズ)の「7月」…

お願いごとの行方

会社のエントランスに笹が飾られていて、なんだろ、と思っていたけどそうだった、七夕の短冊である。 私は短冊に5つ、願いを書いた。 ・はやく一人前になって心に余裕ができますように ・ありったけの金。有無を言わさぬ金が欲しい。 ・いるかの背に乗ってど…

発想のはじまりと予期せぬ到達点

昨日は七夕で、日本各地に短冊がひらめいていたわけだ。 七夕のお話としてお馴染みの織姫と彦星だけど、あのお話の初出はどこだろう?Wikipediaを駆使して調べたところ、初出は『詩経』らしいけど、定かではない。 どこかの誰かが夏空の天の川に分かたれた二…

寝ても覚めてもまた寝ても

家に帰ってからやりたいことがたくさんあるのに、それらのうち大体1割くらいしかできていないのは、すぐに寝てしまうからだ。 やりたいうちの1割とは、このブログのことである。 ブログを書いて寝てしまうのだ。 なぜか?平日はとても疲れている。 ここにき…

andymoriになりたかったボーイ

Twitterのフォロワーとandymoriの話をしていて、懐かしくなったので久しぶりにandymoriのアルバム『ファンファーレと熱狂』を聴いた。 知らない人のために書こう。 andymori(アンディモリ)は惜しまれつつも2014年に解散した三人組邦楽バンドで、2ndアルバ…

悲しき吾がユリイカ

作家やミュージシャンに対する定番の質問といえば「どんなときにアイデアを思いつきますか?」である。 散歩しているときだの、カフェでくつろいでいるときだの、風呂に入っているときだの、人によってさまざまだ。思いつくときに思いつく、なんて漠然とした…

挫折した本紹介

ちょっとは読んでみたものの、途中で読むのをやめてしまった本がいくつかある。 それらは本棚に入れてもらえず、私の汚い机の端っこで積まれたまま、タイトルの重圧感で私を責め立てる。 「読め~読め~」 うざいので、背表紙を見えないようにして積んである…

「買う」というストレス発散方法とその矛盾

お腹が減ると私は邪知暴虐になってセリヌンティウスを片っ端から殺したくなる。 空腹により己の心の奥底に眠っている獣が暴れ出して(ナルトの九尾的なやつだ)闇というか病みというか、そういった類の薄暗い感情がむき出しになり、そのへんを歩いている鳩を…