2024-01-01から1年間の記事一覧
3月末まできわめて多忙だったのに、4月に入ってからとんと仕事が落ち着いてしまって、今月の月残業は3時間未満だった。 私はこれまで何をやっていたのだろうと言いたくなるくらい、手持ちの仕事がない。 仕事が無いわけではない。先々の予定は埋まりつつ…
桃太郎のツレといえば、犬・猿・雉だ。 私だったらもうちょっとマシな仲間にするが(管理会計ができたり楽器を演奏できたり多言語話者だといい)、でもまぁ、結果として鬼退治はできたわけだし、動物を連れてファンシーな絵面になっただろうから、良かったんじ…
andymoriがTikTokの女子高生に流行っているらしく、喜ばしいことだなと思っている。 好きなものが自分以外の誰かによって不当に消費されてしまうのは悔しいし、ノスタルジーが汚されるような感覚に陥るのもわかるけど、単純に、andymoriを好きな子が増えたら…
イギリス・ロンドンを流れるテムズ川では毎年、大学対抗のボートレースが行われていて、優勝チームは川に飛び込む恒例行事があるのだけど、今年は飛び込み禁止になったらしい。 信じられないくらい汚染されているからだ。 川で吐いた学生もいたという。ふつ…
2019年に書いたブログにコメントをくださった方がいた。 それは私がお台場のエセ・ニューヨーク気取りに苦言を呈するというなんとも若々しいブログで、今読み返すとちょっと笑えてくるくらい「おいたわしい」文章で、読んでいるとむずむずしてくる独特のノリ…
『ヒカルの碁』を読破した。今更。 これまでジャンププラスでたまに無料開放されていた話を断片的に読んでいて、こりゃあ面白い漫画だと思っていたのだが、もう我慢ならず、満を辞して電子書籍で全巻購入して一気読みした。 すごい漫画だ。 よく言われる「ヒ…
『オッペンハイマー』を見てきた。 クリストファー・ノーラン監督の作品はいつだって信頼しているし、その期待を裏切らない作品だったと思う。 断片を繋ぎ合わせたようなノーラン節全開の会話で状況を呑み込むのに時間がかかった。ワンカットごとに時間軸が…
太った原因はいくつかある。 運動をまったくしていなかったし、食べたいものを食べたいときに食べていたし、毎晩酒を飲み気絶するように眠っていた。 なによりも、驕りがあった。 自分は太ることはないだろう、という驕りだ。 私は手足が細くて腰も細いので…
この数日で映画を3本見た。 『南極料理人』『The Shape of Water』『12人の怒れる男』だ。 どれも素晴らしい映画だった。 映画は開始から30分くらい、つらい。 最初のうちは映画の中の世界に入り込めないし、キャラクターもよくわからない。物語はなかなか動…
妻が出張と、週末に旅行していた関係で、木曜の夜から日曜の夜まで、私はアパートで1人で過ごした。 妻がいないと食事の楽しさが半減するため、なにを食べてもどう食べても楽しくないのだが、楽しくないなりに、自分の好きなものを食べようという気持ちが湧…
情報が多すぎるうえに、その情報のほとんどが価値をなさない、というのが現在のインターネットだと思う。 Bingで調べても満足のいく検索結果が得られるわけではない。多くのページが広告に蝕まれて可読性が低く、よくわからんAIがさまざまなサイトを複合的に…
太宰治の『魚服記』はさらりと読み流してしまうには難しい、なかなか解釈の分かれる短編小説だ。 でもまぁ、とりあえずは一種の民話だと思えば良いのではないかとも思う。 まずはテキストをテキストのまま飲み込むというのが小説を楽しむ第一歩だし、テキス…
猫は猫語を使っている。常識的に考えて。 同様に、犬は犬語を使っている。 それはそう、ヒトがヒト語を喋るのと同じことだ。 ヒトが犬語をわからないように、犬は猫語がわからないだろうし、猫は犬語がわからないものと思われる。 アニメや漫画によるイメー…
エイが海底を泳ぐ動画をなんとなく見ていた時に気付いたのだが、エイは人間と体の構造が違いすぎる。 エイって普通の魚とは全然違う見た目をしてるよな〜、軽自動車と在来線くらい違う。などと思っていた矢先の気付きであった。 エイと人間は、バスタオルと…
私は1995年12月生まれなので、同学年の早生まれには、数名、1996年2月29日生まれがいた。 そいつらは4年に一度、示し合わしたように、たとえば12歳の年には「いやぁ、今日でようやく3歳ですよ」なんてことを言ってはクラスで注目を浴び、閏年生まれの恩寵を…
今週のお題「大移動」 旅行の何が好きかって、移動がとにかく好きだ。 移動が好きなので、目的地に到着してしまうと、あーあ、着いちゃった……と肩を落とすこともある。 目的地にそこまで興味はなくて、私はただ移動がしたいだけであり、どこかへ行けるならそ…
お昼に激辛のグリーンカレーをタイ料理屋で食べた。 初めて行くタイ料理屋だったのでとりあえず一番辛いものを食べてみようと思ってのことだった。 結果、当たりの店だった。ココナツミルクと鶏肉のコクがしっかり溶けこんだスープに、青唐辛子の痺れるよう…
昭和だったからこそ生み出せた「未来の姿」があった。 「昭和少年SF大図鑑」 夢あふれる未来予想図のオンパレード|好書好日 空にはクルマが走り、人々はやけにピッタリした銀色の服を着て、物理法則を無視した高層ビルが立ち並ぶ、未来の世界が昔あった。 …
『将太の寿司』というマンガを、全国大会編と呼ばれるところまで読み終わった。 連載が終わったのがこの全国大会編で、このあと時間を空けてからWorld Stage編が始まる。しかしまぁ、World Stage編は一旦置いとこう。 このマンガはそのタイトルの通り、将太…
つい先日まで、にんじんを育てていた。 にんじんのヘタを器に入れ、少しの水を張ってやると、ヘタから芽が伸びてにんじんの葉が茂るというのだ。 これはかなりポピュラーな、家庭でできる栽培の一種で、ネットで調べるとやり方はいくらでも出てくる。 野菜室…
仕事が忙しすぎて、ほんとうに心を亡くすような日々を送ってしまっている。 束の間に聴くハロプロの楽曲や、ラジオ、そのほかコンテンツを眺めているときしか頬が緩まない。ヒーリング・アイドルだ。 会社の人全員がいま猛烈に忙しくて、職場では独り言やす…
昨日のお昼に、つけ麺屋でつけ麺食べてたときのこと。 有線放送でYOASOBIの「アイドル」が流れてきて、あーこの曲は本当に好きだなぁと思って、まぁ普通に麺を啜りながら聴いてた。 「アイドル」を耳にしない日はないのではないかというくらい、2023年はどこ…
いつものメンバーと正月に会うにあたって毎年頭を悩ませるのが、どこに集まるか、集まってどうするか、というどうでもいい問題だ。 みんな家が離れてるし、あまり金を使いたくないし、ぶっちゃけベンチさえあって話ができればなんでもいいという仲なので、毎…
早速つまらないことが起こった。 北陸の皆さんに一日でも早い安寧が訪れることを祈っている。 こんな言葉を投げるとき、言葉というものの不完全さと脆さを痛感する。こんな言葉なら、なにも言わないほうがマシだとさえ思う。 東日本大震災のときにまだ生まれ…