なんの参考にもならない古文訳
むかしむかし、福井県の甲楽城(こうらき)の渡し場という所で、海を渡ろうとする者どもの集まる中に一人の山伏(やまぶし)がいた。 山伏というのは仏道修行のために山野で寝起きする修験者で、当然サバイバルの達人で腕っぷしも立つ場合が多いが、この山伏がど…
例によって昔話なのだが、ある侍のところに、ひときわ凄まじい斧を背負って、ホラ貝を腰につけ、錫杖(しゃくじょう)って言うのかな、よく修行僧が持ってるジャラジャラした杖をついた、見るからにヤバイ山伏がものものしい雰囲気でやって来て、庭に立ってい…
宇治を読んで訳すなどほざいて数か月、あれから私はほとんど読んでいなかった。 気力がなかったのだ。 arimeiro.hatenablog.com 恥ずかしい。 ↓ 訳しては無いのだけど、さいきんまたちみちみ読み返していて、おもしろい話があったので紹介しよう。 巻一の三…
最近、古文を訳すのにハマってる。 といっても、まだ二つしかやってないけど。 皆さんは古文の授業好きでしたか?私は大っ嫌いでした。 意味わかんないし、助動詞とか助詞とか知らねーし、敬語の向きとかむかつくし、なんか内容がどうこうよりも、試験の問題…