おい。
時間かかりすぎだろ。なめてんのか?
昨晩ブログを書かなかったので今朝書くかぁ〜とPCを開いたら、かねてよりうるさく告知されていたWindows10の更新プログラムの通知がいよいよ甚だしくなっていたので、そんなに言うならやってやろうじゃん?と大人の余裕を見せ、「更新して再起動」したところ、かれこれ30分はこの画面のまま、ファンがヒューっと唸り続けて季節外れの風の音を聞いているようで、不安になってくる。神経症になってしまいそうだ。
仕方がないのでスマホでこの記事を書いているけど、書きにくいことこの上ない。腱鞘炎になってしまう。
更新時間が少しかかることは予想できていたので、更新の間にシャワーを浴び、身繕いをし、歯を磨いたり漫画を読んだりして時間を有効活用していたのだが、30分経ってそろそろ終わったかしらんと覗いてみると、まだ27% 。。。
おい。
%(パーセント)の丸も転がっていくわ。。。
時間かかりすぎである。
これが仕事だったらどれだけの損失だ、考えてみろよ。メールチェックもできないでしょうが。
Windowsの更新やiOSの更新を嫌う人は多いと思うけど、この更新侮ってはいけなくて、従来のシステムの脆弱性や脅威への措置がとられるため、是非ともやった方がいいのは明白である。
PCも「更新しちくり〜」って涙ながらにお頼み申し上げてくるから更新してやると、このザマである。
27%目にいったい何があったというのだろう。どうやら峠のようだ。峠が来るの早すぎる。
この更新をさっさと終わらせる、または強制終了させる方法はないのか調べようとPCを開けると、まだ更新していて画面が動かず、調べることもできない。
こういうときはスマホで調べる。スマホがあるからいいものの、なかったらこれで半日終了である。
これで更新終わってめちゃくちゃになってたら、誰を訴えればいいのだろう?Microsoftに殴り込みに行くしかないのか?
更新を終わらせる方法を調べたところ、どうやら待つしかないようだ。
「コンピュータの電源を切らないでくだちい」と出ているので、途中で終わらせるとそれこそ志半ばでめちゃくちゃになってしまうのだろう。建設中断されたマンションのように。
こうなったら応援するしかない。応援して、作業進行を捗らせるしかない。
「いつもありがとうね」
「ちょっとすすんだね!いいよいいよ!」
「綺麗な画面だね」などと応援してWindows君が少しでも自分の仕事に意義を見出せるようにしてあげる。
褒めて伸ばすのがいちばん良い。
ここで「はよせんかボケ。切るぞ」とか「割るぞ」などと脅しても人は伸びない。
恐怖による統治は、統治者の自信のなさや無能さをそのまま示す、と『君主論』の中でマキャベリが言ってた。もちろん読んでないけど。
私は臆病な統治者ではない。私には余裕があるから、心の中で悪態は止(とど)め、笑顔で親しみを込めて、労働者に接するのだ。
機械に応援したところで梨のつぶて、狂言だと思わないでほしい。
なんと、応援の甲斐あって、更新が急に進行したのだ!
27%が30%になり、99%になり、再起動した。
マジかこいつ。
ちょっと気味が悪いな。
でもそういう態度をとると、また何があるかわからないので、ここで間髪入れずに褒めてやる。
「良ぉ〜しよしよしよしよしよし!!!よしよしよしよし!!よくできたぞ〜!かわいい10ちゃん!」
ジョジョ5部のセッコとチョコラータみたいに褒めてやった。
もはや自分が逆にPCに支配されてる気がしてきたが、気のせいだろう。
皆さんもPCの不具合は、褒めて解決するといいでしょう。褒めて伸ばしましょう。