引っ越しの準備を進めている。
準備を進めているのだが、なかなかうまいように進行しない。
というのも、管理会社がコロナの影響で業務が滞っており、今週末に契約予定だったのがどうやら来週に繰り越されることになったのだ。
当初予定していた鍵の受け渡しの日程が変れば、引っ越しの日程も変わり、既に新居へ導入予定のエアコンの取り付け工事も頼んでしまっていたため、1日以上のズレが命取りになる。
来週中に契約できれば鍵の受け渡しまでスムースに進められそうだが、どうなることやらわからない。
管理会社がコロナの影響で業務が遅延していると代理店から聞き、ああどこも同じなんだなぁとつくづく同情した。
というのも、私の会社も、というか私のチームも業務に支障が出まくっているからだ。
本来4月までに終了予定だった業務が現在もペンディングされているし、4月に実施される予定だった業務も、4月の大規模なネットワーク障害により延期されて、いまだに手が付けられていない。
しかも夏にメンバーが変るのでその対応もせねばならず、ようやく落ち着いてきた業務ではあるがまた雲行きが怪しくなっている。
そもそも昨年末くらいから仕事が溜まっていて、どうしようもないので皆で笑っていたくらいだったのが(来年のことを鬼が笑うように)、春にコロナで出勤できなくなり、さまざまな障害が立て続けに発生してそれどころではなくなり、現在に至っては目の前のことを片付けるのに精いっぱいになっている。あのとき笑っている場合ではなかったのだ。
どうなろうがどうだっていいのだが、私が苦労をしたり疲れるのは嫌だ。
きっと管理会社もテレワークなどで勤務時間が変ったり予定の変更が相次いで対応に追われているのだろう。
たいへんだなぁ、と同情しつつも、勘弁してくれ、と恨み言を言いたくなる。
恨むならコロナを。
憎むなら政治を。
都内ではまた感染者数が増えているし、引っ越しをしている場合ではないのだが、引っ越しをすると決まってしまった以上、細心の注意を払って引っ越しはしなければならない。
出先でもかなり頻繁に消毒をする。
入店時に消毒し、退店時にも消毒をし、水分をよく摂り、手を洗い、当たり前だがマスクをし、気を付けられることはいくらでも気を付けるようにしている。すべて当たり前にできることだ。
店によって消毒液の質が異なり、ときたまひどくベトベトして臭うものがあるのだが、あれは大丈夫なのだろうか?
腐ってるんじゃないだろうか?
わからないが、信じるしかない。
どうなるかわからないことがあるというのは、憂鬱だ。
大きなことも小さなことも、どうなるかわからないことで溢れている。
いまは健康を維持する努力をするしかなさそうだ。