この平日4日間のブログでは、すべて洗濯物の話をした。
ここまできたら最終日の今日も洗濯物の話をしたいが、さすがにもう書くことがない。
書くことが無いから洗濯物の話をしていたのに、洗濯物の話もすることがなくなった。
もうなにもない。臭いバスタオル以外何もない。
洗濯物の話を続けたせいか、日に日にアクセス数が減っていく。
こんなこと続けるべきではないのだ。
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洗濯機が洗濯するのは衣服だけではない。
自分自身、洗濯機自身も洗う。
何か月かに一回、漂白剤を投入して「洗濯槽」を洗う。
このとき漂白剤をかなり使うので「コスパ悪ぅ~」と毎回萎える気持ちだが、洗濯槽のなかにはカビやさらに恐ろしい菌、バクテリアやペストがはびこっているというので、強力な薬品で殺菌せねばならない。
菌まみれの洗濯槽で洗濯したら意味が無い。
実際に洗濯槽から下駄箱のような悪臭が立ちこめると、こういったところが諸悪の根源になるんだよな、と実践的な理解を得る。こういう「惡」を放っておくと、ゆくゆくは我が家にもナチス的な歴史的惨劇が生まれるんだろうな。そう思う。
洗濯槽に水をドバドバ入れて、漂白剤をこれでもかと注ぎ、渦巻いて醜悪なケガレを祓う様子を見守っていると、丁寧な暮らしをしている自信が湧いてきて、家庭を守れている実感が湧いてくる。
家庭は諸悪の根源だ。しかし、同時に、諸幸福の根源でもある。穢れをそそぎ、笑顔を絶やさぬことで明るい未来はこちらへ歩み寄ってくるのである。
人は皆、洗濯槽を掃除すべきだ。
ところで、
洗濯槽を掃除すべきだ、と言っておいてなんだけど、いつか新品の洗濯機で大量のカレーを作ってみたい。
でも洗濯機は火にかけられないからカレーを作れない。カレーどころか、一度火にくべる料理はすべて無理である。
では、どんな料理なら洗濯機で調理可能だろうか?
火を使わず、ドでかい規模で調理した方がおもしろいもの。
条件は「洗濯機のみを使うこと」にしよう。
たとえば鍋で煮てから洗濯機に移す、というのはナシ。お玉や菜箸なんかは使ってもいいけど、鍋、フライパンはナシ。
どうせなら洗濯機の機能も使える料理がいい。脱水とか、遠心力を使う料理がいい。「乾燥」してもいい。エコモードがあるならそれを使うのも手だろう。
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どうでしょう。
皆さんも思いついたらコメント欄かTwitterで教えてくださいね。
(さすがに書くことが無さすぎた)