就職活動中に思ったこと。
「結局どこの会社に入っても面倒くさいのは人間関係で、悩みの種も人間関係に収束するだろう。それなら会社説明会なんかで、この会社でうまくやっていけそうかなんてわかるわけないし、もういいやテキトーなとこで、さっさと終わらせて遊ぼ」
そのような思案もあって、今の会社に入った。なんとなく決めたのであった。
今の会社が正解だったかどうかは、未だにわからない。
正解かどうかわからない時点で、どちらかと言えば不正解寄りなのだろう(そもそも職種が合ってない気がする)。
人間関係ってとても厄介なもので、昨日まで仲良かったのにちょっとしたことで破滅したり、昨日の敵が今日は味方になっていたりする。
身の振り方というものは人間たちの数々の関係性を読み取って、臨機応変に適宜変えていかねばならない。だから空気を読むのが苦手な人や視界が狭い人は人間関係を保つのがうまくいかないのだ。私もそうだ。
この人は嫌な人だなぁ、と思う人とも仕事をしなきゃいけないのがつらいところ。
ただ、逆に仕事で良かったと私は思える。
プライベートの関係で身近に嫌な人がいたら逃げ場がなくて心荒むし、仕事よりもプライベートの出来事の方が、悩みや問題はねっとりと付き纏うものだから、まだ嫌人(けんじん)との付き合いが仕事の枠の中でよかったなと思える。
仕事とプライベートは切り分けるべきだ。別々のサーバのように。
いちばん面倒くさい人間関係の問題がある。
AさんとBさんは仲が悪く互いに非協力的である。私はAさんとBさんの間を取り持たなければならない、というやつ。
伝書鳩やフクロウ便のようにAさんとBさんの間を行き来して、お互いに良く聞こえるように話をところどころ改良したり、あるいはどちらかのミスを肩代わりして私が怒られなければならない。
マジでリアルに今日そういうことがあって、なんだか理不尽というか、どうすればよかったんだろう、と思う。
結果として私の印象が悪くなり、Aさんの指示を聞いていた私はBさんから怒られ(間接的にAさんを怒っていることになる)、損な役回りだ。
でも私は小心者なので、いや実はAさんがね、とチクルことができない。
こんなことで精神をすり減らしたくない。なんて面倒でくだらないんだろう。二人で殴り合えば済む話じゃないか。
泣きたかったけど、泣かなかった。
男は肚で泣く。
過去の自分が言う。
「ほらな?結局、どこに行っても面倒くさいのは人間関係なんだ」
でも、救いの手を差し伸べてくれるのも人間だ。
それにだいたい、プライベートと仕事は切り分けるべきだから、プライベートなブログでこんなこと書いていたくない。
楽しもう。ようやく休みだ。1週間頑張ってえらい!