終わるんだ。
一週間前、GWに入ったときは、永遠に終わらないものだと思っていた。
だけど、終わった。
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これからは心を入れ替えて元気に健気に、時には涙を呑んで、日銭を稼ぐしかないのか。
……なんてことだ。悲劇だ。
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小説家になりたい。
小説家になって、いっぱいお金を稼いで、気ままに仕事をして、コンクリートの壁に絵画を飾った窓の大きい家に住み、ときどき弦楽カルテットなどを招いた小規模なパーティを開催し、ブルドッグと猫を3匹飼う。ストレスのない豊かな人生を送りたい。ウハウハ、な人生を歩みたい。……
こういうモチベーションで小説を書いているうちは小説家になれないだろうし、今どき小説だけで食べていける人はごくごく一握りなので諦めよう。
小説家になる事は諦めないけど、小説だけでウハウハウキウキハッピーライフを送ることは諦めよう。どうしたら人生から文学を失わずに済むか。それを大切にしよう。
GW中に小説を書いて、書き終わって、捨てた。
推敲するうちに、駄目だと思った。
今更気付いたのだけど、私は描写文が苦手で、場面のつなぎ方が苦手で、ついつい登場人物の内面的考察に潜り込んでしまう。それは私が書きたい・読みたい小説ではないのだ。
ゆるやかに絶望的な気分。
せっかく毎日ブログを書いているのだから、苦手を克服するためにも、そのへんのことを練習していこうと思う。
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GW中にいくつか短編小説を読んだ。あと、初めてエロ小説を読んだ。
エロ小説は、面白くはないのだけど面白くて(?)、今度ブログでも紹介しようと思う。読むに堪えないので100ページ(全体の半分弱)しか読んでないけど。
ギターの練習をした。編曲もすこしした。
毎日ご飯を食べたし、昼寝もした。1日だけ休肝日を設けた。やることがないので夕方の早い時間から酒を飲むくらいしか楽しみがなくなってしまった。
ときどき外に出て歩いた。
そのくらいか。
こうして、なんの予定もなく、思い出もないGWは、これといった成果物もないまま終ってしまったのだなぁ。
まるで人生の縮図みたいでゾッとする。
なにかちょっと、なにかを頑張るべきなのだろう。少しでも生きててよかったと思いたい。