蟻は今日も迷路を作って

真面目な話からそうでない話まで。本当の話から嘘の話まで。蟻迷路(ありめいろ)という人が書いてます。

こうなったら麻雀やってみたいな

ードゲームカフェというものがあって、そこではさまざまなボードゲームやカードゲームが揃えられており、軽食やドリンクを飲みながらそれらのゲームを楽しむことができるという、ボーリングやカラオケと似たような施設がある。

大学生の頃に行ったことがあって、なかなか楽しく時間を過ごせた場所だった。

知っているゲームよりも知らないゲームの方が多く、皆でルールブックを読みながら手探りで進めていくことになるのだが、それもまた楽しい。

係員がうろうろしているので頼めばルール説明をしてくれるし、ゲームの人数が足りないときは参加して教えてくれたりもする。

 

四方の壁全面に並んだゲームの数々。世の中にはさまざまなゲームがあるものだと関心させられる。

中にはルールブックを読んでもわけのわからないものがあり、いくつかのゲームは混乱してしまってなんの面白味も見いだせないまま中途で挫折した。

おもえば、世の中の誰でも知っているようなゲームはシンプルで愉しみやすくできている。

その中でもトランプってかなりすごい。

あんなにシンプルなカードで、いくつものゲームができるのだ。

人生ゲームは人生ゲームしかできないし、UNOはUNOしかできないけど、トランプはババ抜きも七並べもダランもラミーもできる。ダランなんてゲームは無いのだが。

そう、トランプがあれば新しいゲームを創造することもできるだろう。

 

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かなり普及しているゲームの中で、知っている人と知らない人との隔たりが深いものといえば、麻雀ではないか。

麻雀って難しそうだ。

要は「役」を作ってるのだろうが、試合の様子を見ただけでは何がおこなわれているのかまったくわからない。

将棋や囲碁のように対戦者が向き合って一手ずつ指すのなら手番とかわかるのだが、麻雀は一対一じゃないし、四人が各々がちゃがちゃ手遊びのようなことをして、悩んでいる様子がほとんど無く、判断力というよりも決断力が求められているような感じで、ある瞬間に急にゲームが終わる。

「役」を作れた人の手札、というか、牌と言うんですかね、見てみると、なにやら柄が揃っているような、揃っていないような気がする。

素人目にはわからないが、なんらかの法則性にしたがって「役」ができているらしい。

そもそも「役」を作っているのかも私にはわからない。試合を観ていて、なんとなくそうっぽいだけだ。ぜんぜん違うのかもしれない。

また、各選手の前には裏返しにされた牌の壁(シールド)があって、これは山札的なことなのか不明だが、たぶん壊されると困るものだろう(整然と並んでいるので)。

その山牌から牌を取ることもあれば他人の捨てた牌を卑しく取ることもあり、一部の人の山牌の端はひとつだけ裏返されていて意味がわからない。

なにか重要な役割があるのだろう。

 

麻雀は試合を見てもぜんぜんわからない。

 

全然わからないなりにゲームを見ていると、プレイヤーは人智も及ばぬ遊戯をしているようでおもしろい。

全然わからないなりにゲームをしてみてもいいかもしれない。全然わからない人たちでやると、実際のゲームとはかけ離れたルールが作られ、それがまた新しいゲームになるかもしれない。

 

もしかしたらトランプゲームの一部もそうやってできたのかも。