蟻は今日も迷路を作って

真面目な話からそうでない話まで。本当の話から嘘の話まで。蟻迷路(ありめいろ)という人が書いてます。

がんばれアミメニシキヘビ、がんばれゾウさん、がんばれ俺

浜市の住宅からアミメニシキヘビが脱走してからしばらく経つが、いまだに見つかっていないらしい。

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飼い主をはじめとして近隣の方、警察、専門家による捜索が続くも、捕獲どころか目撃すらできていない。

無論、飼い主の責任ではあるのだが、そうとう追い込まれているみたいで気の毒だ。責任を相当感じ、誠意のある行動をとれていると思う。ヘビが逃げた。こんなことで人生滅茶苦茶になりかけてるなんて、自分だったらわけがわからなくなって笑っちゃうかもしれない。笑ってる場合ではないのだが、笑うしかない。絶望の笑みだ。末期の咲。

住民もこんな巨大な蛇がいると思うとさぞ怖いだろう。子どもくらいなら丸呑みするヘビらしい。『星の王子様』のウワバミを思い出す。

ヘビ自身、温室育ちであるので、車や鳥など未知の脅威にさらされてそれなりのストレスだろう。

すべての人々とヘビのために、はやく見つかってほしいと願う。

 

余談だが(このブログは余談しかないが)、タイへ旅行した際、1000円くらい払ってニシキヘビを担いだことがある。

想像以上にひんやりしていて、思っていたよりも無機物に近かった。鱗を持つ精巧なロボット、感情を持たない無機質な神の遣い、そんな印象を持った。

目は丸く見開いているのにどこも見ていないようで、瞳の虚空によって一切のコミュニケーションが取れないことを悟る。

だが、首に巻いたとき鱗の底で筋肉がうねるのを感じて、こいつはロボットでもなく生物なのだとようやく理解したし、全身が筋肉で動いているこの生き物の暴力性を、首に巻いてあと一息で絞殺されるという段階で痛感した。遅すぎる。

でもその無機質な生物感が格好良くもあり、顔は可愛げもあるのだ。舌をぺろぺろするのは愛嬌そのものである。

 

……ともかく横浜市のヘビははやく見つかってほしい。

 

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千葉県の「市原ぞうの国」でゾウが相次いで体調を崩し、うち2頭が亡くなったらしい。

ゾウは大きくて優しい動物なので、なんだか死んでしまうととても悲しい気分になる。

と言ってゾウに特別な思い入れがあるわけではない。単に大きい動物が死ぬとその悲しさも大きいというだけだろう。悲しいことはたしかなのだ。

苦しくて泣いたかもしれないなとか、耳を落ち込ませて暗い目でオリのなかをウロウロしているさまを想像すると胸がじくじく痛む。仲間が亡くなったときは立ちどころに鼻を伸ばして空に吠えたかもしれない。

まだ体調を崩しているゾウもいるみたいなので、原因を究明し助けてあげてほしい。残りのゾウが健やかに暮らし、苦しんでいるゾウが救われることを祈っている。

 

これも余談だが、タイでゾウに乗った。

あれはひどく揺れる乗り物で、ちょっと道を歩いただけで満足してしまった。ものの10分程度だったが充分に酔った。当然だが、人が乗るために誕生した動物ではないので、乗るのに適していない。タクシーに乗った方が良い。

ゾウ遣いは軽々と乗りこなしていてすごいものだ。ゾウに乗るために生まれてきたみたいだった。

 

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今週はずっと天気が優れないので、まだ洗濯物の少ない月曜のうちに、と思い、ワンチャン賭けて洗濯物をベランダに干したが、午後、がっつり雨が降って、帰宅後に確認したらTシャツやタオルがびちゃびちゃだった。

除湿器は電気代を食うから使いたくなかったが仕方がない。朝、仕事に行く前にがんばって干したあの時間がすべて無駄になったけど仕方がない。雨はふつうに汚いらしいからもう一回洗わなきゃいけないが仕方がない。

がんばれ、除湿器

がんばれ、びしょびしょのタオル。

がんばれ、おれ。

 

 

みんながんばれ。がんばってるね。応援したい。祈りたい。

そんな週の始まり。