以前、下記の記事を書いた。
部屋が乾燥しまくって心が荒み自暴自棄になった、という記事である。
細かい内容は書いた本人も忘れたのだけど、ここでひとつの加湿器を紹介した。
はにわ型加湿器である。
以前の記事でこれを紹介したところ、記事が(図らずも)バズってしまいこの加湿器が売れまくってる、とLOFTさんから嬉しい悲鳴のご連絡がくる妄想をして不貞寝して過ごした。
この加湿器の優れたところは電気を使わないところだ。
うしろの穴から水を入れ放置していると、素焼きの表面に結露して雫が滴り、自然な加湿を促す。
デスクに置くだけで加湿をしてくれる優れモノであるが、優れていない点は、まったく加湿効果が得られない点だ。
「乾燥が緩和された」という実感はなく、ものすごくゆっくり結露しているさまを観察するだけの虚無の時間しか得られない。
ジッとそのさまを見ていると3周回った世界のエンターテイメントか?と笑えてきてオススメです。
記事を書いてから2か月ちかくが経とうとしている。
あれから 埴輪(はにわ)には一度も水を入れていない。机の上に佇んで私を見守っている。なにかしらの恨みを抱いているようにも見える。
この埴輪が謂れのない復讐を私に遂げるとしたら、なにをするだろう?
顔的には刺すよりも、毒を盛ってくるタイプに見える。
排水溝や道路わきの溝(ドブ)に有害な化学物質を垂れ流して青黒い煙が立ち上るさまを見ているときだけ笑いそうな雰囲気だ。
机の上の埴輪を見つめながらそんなことを考えているうちに春になり、乾燥とは無縁の季節になってしまった。
↓
私はこの埴輪加湿器をもっと有効活用できたんじゃないか?
こいつのポテンシャルを引き出せなかった、上官としての後悔がある。
ポテンシャルを引き出せず私は埴輪を「解雇」し、庭に埋めようかと思っているのだ。こんなのハラスメントだ。
どうすれば有効活用できただろうか?
【案1】酒を入れる
水ではなく、焼酎を入れたらよかったんじゃないか。
アルコールが自然加湿によってデスク周りに充満し、気持ちよい日々を過ごせたのではなかろうか。
また、酒ではなくエタノールを入れておけば殺菌成分があたりに充満してウィルスを撲滅できたのではないだろうか。
毒を入れて嫌いな知人のデスクに置いておけばゆるやかな毒殺も可能だ。知人が死んだら早急に片付けてしまえば証拠隠滅もバッチリ。
【案2】
【案3】
【案4】
ほかの案については各自で埋めてみましょう!