蟻は今日も迷路を作って

くだくだ考えては出口のない迷路に陥っている

今後について パート2

週、「ブログは今後あまり書かないことにする」といった旨の記事を書いたけど、

arimeiro.hatenablog.com


あまり書かないでいたら日常の歯車が狂い世界線が倫理を失ってしまったようで、恋人は鶏肉を生で食べるし、冷蔵庫の芋から根が伸びて野菜室を蝕んでいるし、隣人の部屋から夜な夜なノコギリで骨を断つ音が聞こえるし、夢見が悪くなったので、ブログを書く生活に戻した。

多分、先週は仕事がきつくて(精神的に)まいっていたし、書くことが本当に無くて苦し紛れ独り言をしたのだろう。

 

ブログを書くのは趣味で、習慣づいてしまっているから、書かない日があると「ああ、悪いことしてる」と気持ちが悪くなる。歯を磨かないで寝てしまうような居心地の悪さだ。習慣を疎かにすると歯車が狂いはじめ、やがて虫歯になったり野菜室が奈落になってしまう。

受験生(浪人生)のとき一日のルーティンがあって、ほとんど毎日同じ時間に同じことを繰り返す生活をしていたが、そのどれかがトラブルや突然の予定で欠落してしまうと、セーターの前後を間違えて着たときのような心地悪さを感じて、罪悪感にも苛まれて「また落ちる」なんて恐怖に眠気を奪われたりもした。

ブログを何日も連続で書かないでいた日、あの頃のことを思い出した。

習慣は強いけど怖い。

 

 

一日に書く文量は決めていないが、おおよそ1000~2000字の間である。

ふつうに1000文字書くと一時間くらいブログに時間を奪われるし、自分で読んでいても冗長だなと思うので、600~800、長くても1000でまとめるのがいいかもしれない。

普段の生活で会話する相手と言えば恋人か母親、しかもだいたいは相手の話を聞いているだけの案山子だから、ブログでは饒舌になってしまうのかもしれない。

そんな悲しいことがあるのか。

 

 

ま、理由や決意はいろいろあるけど、今後もブログは続けていこうと思う。私なりにブログを書いて読むのは趣味なのだ。

10年後、20年後に自分が読み返したときに楽しむためにも、文章を残したい。