蟻は今日も迷路を作って

くだくだ考えては出口のない迷路に陥っている

犬の呼吸からしか得られない栄養素

が鬼殺隊だったら「犬の呼吸」を使うな〜。そんなのあるか知らんけど。獣の呼吸から派生して生まれないかな。

 

なぜなら犬の呼吸は可愛いからです。

 

すやすや眠る犬、尊い

犬を飼っていたことがあるので私は知っているのだが、あのひとたちが眠っているとかすかに鼻息がスースー聞こえてきて、うちのはフレンチブルドッグだったからブワッブワッといびきもかいてて、まずその呼吸音がなんらかの癒し効果があるというか、おそらくなんらかの脳波に優しい刺激をもたらしていることは間違いない。

次に、あのもふもふの毛皮の下でゆるやかに律動するお腹ね。

生きてるなぁ、すごいなぁ、小さいなぁ、あるいは大きくもあるなぁ、生そのものへの愛着を抱く。

私はお腹というものが大好きで、丸いお腹に対して自分でもちょっとうまく説明できないくらい可愛げを覚えており、特に動物の赤ちゃんのお腹には涙が出そうになる。

ごはんをいっぱい食べて膨らんだお腹をそっと撫でたい。

なんでこんなに可愛いんだろう。内臓が詰まってるから?内臓が詰まってるのが可愛いって本当にやばい人じゃん。

でもたぶんちょっと関係していて、要するに「生きてる」感じがして可愛いのだ。手を触れなくてもわかる温もりを想像してお腹まわりを愛しく思ってしまうのだ。

眠る犬のお腹。膨らんだり、縮んだり。

すこやかに眠る生き物は可愛い。

 

猫も可愛いんだけど、呼吸に関しては犬に軍杯が上がる。猫だって呼吸をしているし温もりがあるのだけど、呼吸においては犬の方が好みだな。

猫ってどうしても大人しさがあってちょっと物足りないと言いますか、私は音楽にしても緩急がついてるものの方が好きだから、動物の呼吸だってある程度派手さのあるほうが好きなのだ。

これは一般論ではなくてあくまで個人の好み。こんな一般論見たこともない。

 

犬はハァハァするのも可愛い。口角を上げて舌を出し、尻尾を振っている。体温が上がって耳が熱くなる。

ハァハァしてるね!とこっちまで笑顔になっちゃう。

元気いっぱいな犬、最高。

なんていうかビタミンだ。ビタミン犬。見ているだけで太陽パワー的な栄養素が体内に染み込んでくる。

猫とは違う種類の癒し。猫の場合はお香とかアロマ的な癒し効果がある。それも良い。かなり。

 

おれが小保方さんになったら言っちゃうだろうな。「犬の呼吸を観察することでしか得られない栄養素が、ありまァす!」