蟻は今日も迷路を作って

真面目な話からそうでない話まで。本当の話から嘘の話まで。蟻迷路(ありめいろ)という人が書いてます。

前撮りしてきた

撮りしてあらためて、おれの妻はめちゃくちゃ可愛いということを、再認識した。

目が合うとつい顔がほころんでしまう。

結婚に関する儀式をやるたびに、あ〜結婚してよかった〜と思えるので金はかかるけどこういうのはやった方が良くて、前撮りは写真を撮るだけだと正直ナメてたけど、今のところいちばん結婚してよかった〜と思えたのでやってよかった。

結婚式自体は来年だ。まだ先のことだが、楽しみになってきた。

 

和装と洋装で写真を撮った。

袴、というものを初めて着た。いま「袴」と書いてみて、これは象形文字由来なのかと思い至った。「袴」という字は実際の袴とかたちがよく似ている。なんか、下の方がちょっと開いてる雰囲気がまさにそう。ステテコの上にすぐ袴を履くので、思いの外スースーするものなのだ。デカい筒を着ている感じだった。

「夏の女子はみんなこんな感じです」と着付けの方は言った。スカートってやばいな。単なる筒だ。

男性用メイクもした。

肌荒れや髭の痕がそっくり消えてツルツルのイケメンになり、こんなことならこれからも自分で化粧をしていこうと本気で思った。

男性もメイクしていいはずだ。肌の汚いおじさんこそメイクをして清潔感を出していこう。

肌が綺麗に見えるだけで自尊心が向上するのを実感した。おれってこんなにイケメンだったんだ、と見直すほどだ。

化粧って誰のためでもない、自分のためのもので、まことに武器なのだ。

マジでちょっと、スキンケアも含めて手を出していこうと思う。

 

プロのカメラマンに任せるまま、いくつかのスポットで写真を撮っていく。

カメラマンはほんとうにプロで、一緒に構図を悩んでくれたり、的確なポーズを指示してくれたり、こんな表情で!と朗らかに笑んだり、ユーモアを交えて楽しく撮影してくれる。確認した写真はどれも素晴らしい出来だ。

私が「まるで新婚さんみたいですね」とくだらない感想を言っても笑ってくれる。プロだ。

 

みんなが私たち夫婦のために準備をしてくれたり、写真を撮ってくれたり、街行く人に見られたり、綺麗と言ってもらえたり、そういうのはなんだかとても気分がいいものだ。

結構疲れもしたけれど、ひじょうに良い経験になった。毎年やりたいくらいだ。