蟻は今日も迷路を作って

くだくだ考えては出口のない迷路に陥っている

川瀬巴水の画集を買う

瀬巴水の画集を買った。

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先月の誕生日プレゼントに図書カード2万円分を妻から貰って本をちまちま買っていたのだが、こういう機会にしか買えない本も欲しいと思い、購入に踏み切った。

川瀬巴水(かわせ はすい)は明治時代の新版画と呼ばれるジャンルの画家だ。

ほんとうは同じ新版画の吉田博の作品集を買おうと思っていたけど、書店で川瀬巴水の本を見たらなんだかしみじみと良くて、ボリュームも充分あったのでこちらを買った。

 

画集を買ったのは初めてだ。

美術館の図録くらいならあるけれど、純粋に作品だけ、というものはこれが初めてになる。

実家には母の好きなダリやゴッホルネサンス期の画集があって、実家にいた頃はそれらをよく眺めていたけれど、ついぞ自分で買ったことはなかった。

飾るだけでも華があるし、お酒をくゆらせながらじっくりと作品を鑑賞するのは至高の時間だ。

美術館で本物を見るのは勿論いいけど、家でこうしてリラックスしながら作品に浸るのも、ひとつの楽しみ方だと思う。

3200円なら安いと思う。

 

どのくらいの値段がするのかはわからないが、いつか川瀬巴水や吉田博の作品を、複製画でいいので欲しいと思っている。そりゃあ、できればオリジナルに刷ったものがいいけど、とてつもない値段になりそうだ。