蟻は今日も迷路を作って

くだくだ考えては出口のない迷路に陥っている

正月

早速つまらないことが起こった。

北陸の皆さんに一日でも早い安寧が訪れることを祈っている。

 

こんな言葉を投げるとき、言葉というものの不完全さと脆さを痛感する。こんな言葉なら、なにも言わないほうがマシだとさえ思う。

 

東日本大震災のときにまだ生まれていなかった今の子どもたちが、最も年をとっていたとすると、12歳になっている。私が12歳のときは、阪神淡路大震災から12年が経っていて、テレビを見てもふ〜んとしか思っていなかった。それと似たようなことがいま12歳の子どもたちにも起こっている。

だからなんだ。

 

正月早々、まったくひどい。

正月くらい、すべての人が幸福であるべきなのに。

一日でも早い安寧を祈っている。