蟻は今日も迷路を作って

くだくだ考えては出口のない迷路に陥っている

日曜日のブログ閲覧者数が少ないワケ

    ログをやってる皆さんはお気付きでしょうが、日曜日ってブログ閲覧数が他の曜日より少なくないですか?

    皆さんがどうか知りませんが、このブログにおいては少ないのです。なぜでしょう?

    今回は、日曜日の閲覧者数が少ない理由と、その対策を考えていきたいと思いますので、ブロガーの皆さん、ぜひ参考にしてみてください!

 

 

 

もくじ

  1. 閲覧者数の少ないワケ〜パターン別〜

  2. 対策

  3. 結論 

 

 

 

1.閲覧者数の少ないワケ〜パターン別〜

 

    日曜日は多くの労働者の休日であり、自宅でゆっくり過ごしていたり、どこかに出かけていたり、過ごし方はさまざまです。

    聖書にも「こうして天と地と、その万象とが完成した。神は第七日にその作業を終えられた。すなわち、そのすべての作業を終って第七日に休まれた」(創世記第2章1〜2節)とあるように、日曜日は多くの人が聖とされて休まれています。

    しかし、休みの日であれば、ブログを読む時間も多いはず。

    それなのになぜpv数が乏しいのでしょうか?怠惰でしょうか?神は安息を許しても怠惰を許した訳ではありません。破門ですね。死んでください。

 

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    カノッサの屈辱 (1077年)よろしく雪の中素足で私に謝れば破門は免れますが、まぁそんなことは今はよろしい。なぜ人は日曜にブログを読まないのか、が本題です。

 

    なぜ読まないのか?それは、それぞれに事情があるからです。

    いくつかの事例を見てみましょう。

 

 

◯山田さん(仮)の場合

    山田さんは はてなブログの登録者であるがブログ運営はしていない。もっぱら読む専である。

    毎週月曜から金曜まで銀行の融資として働き、帰りが遅くなることも珍しくない。そんな勤務帰り、電車の中でその日更新された好きなブログを読むのが山田さんのささやかな楽しみである。

    しかし、山田さんは土日にはブログを読まなかった。

    なぜなら、神経質な銀行員ゆえ「ブログを読むのは勤務後」と決めており、それを厳格に遵守していたのである。

    山田さんは次のように語る。

「たしかに、土日はブログを読みませんね。自分のルールに反するので。でも、月曜の帰りに土日分のブログも読みますよ。だから大変なんです」

 

    山田さん(仮)はその場で銃殺された。

 

 

◯広岡さん(仮)の場合

    広岡さん(仮)(34歳)は自身もたまに日記調のブログを更新するブロガーだけど、せいぜい月に2〜3回程度。平日には仕事の休み時間や通勤時間、帰宅後に得意先のブログを回り、記事の更新がないかチェックしている。

    ブログで仲良くなったフォロワーさんのオフ会に参加したり、LINEも交換して頻繁に連絡を取り合っている。

    友だちが少なかった広岡さん(34)にとってブログは人生の豊かさを支えるツールでもあった。

    しかし、土日は読まない。

    なぜか?

    その根拠を示すものが、広岡さん(34)のブログに書いてある。

 

*月F日 婚活で良いカンジの出会いがありました!

*月P日 今週会った人はちょっとなぁ……

%月Π日 結婚を前提って重いのカナ……

¥月θ日 念願の彼氏できました!

 

    そう、このアマ、婚活に明け暮れているのだ。しかも、34歳低収入のくせに運良く年上のそこそこ良い男をゲットしやがった。許せん。破門です。

    だから、土日は婚活デートに忙しいため、ブログを読む時間がないのだ。

    広岡さん(34)のブログは次のように続く。

 

☆月〆日 彼の好きなもの♡

☆月K日 彼のご両親にお会いしました♡

♪月P日 婚活のススメ!私の成功法

 

    広岡さん(34)は即時、車裂きにされた。

 

 

◯乾さん(仮)の場合

    乾さんは2人の子どもと奥さんと乾さんのご両親で暮らす、外資系企業に勤める43歳男性である。

    最近スピード出世で上長になり、周囲からの期待も篤く、プレッシャーも高いが仕事にやりがいを見出している。

    仕事人間、と言われるほどの働きぶりで、毎晩遅くまで仕事をし、部下の面倒見もよく、潔さと決断力の高さが買われているが、あまりにも仕事熱心なので部下や上司からは家庭を蔑ろにしているのではないかと心配されている。

    乾さんは経営論のブログをやっていて、短い記事ではあるが平日はほぼ毎日更新し、読者もそれなりについている。

    しかし、土日は更新されない。

    土日は他のブログも読まない。

    それほど、休日をも仕事に捧げるほどのワーカーホリックなのだ、というわけではなく、実は、乾さんは平日に家族にかまってやれない分、休日は家族のために時間を作るのだ。

    子どもたちと公園に遊びに行くこともあるし、体の弱い両親を温泉に連れて行くこともある。奥さんのショッピングに付き合い、帰りは夫婦水入らずでレストランで食事をしたりもする。

    日曜の夜は子どもたちと「ちびまるこちゃん」や「イッテQ」を一緒に観るから、ブログを読んでる暇なんてない。

    観終わったら風呂に入り、仕事のために早く寝るのだ。

    家族はみんな、彼が自分たちのために働いてくれていることを知っているから、みんな彼のことが好きだし、彼もまた家族を愛していた。

 

    その光景を見た私は……自分の喉笛を掻っ切った。

 

 

 

2.対策

    このようにして、さまざまな未読理由と死に方があるわけだから、対策と言っても一概にできるわけではありません。

    日曜の夜は読者に限らず、翌日のことを考えてかなりの人が鬱状態に入っており、壁を殴る、靴を食む、膝をピアノにこすりつける、タイヤの中で失禁する、などに勤しむ重症者が多いため、夜に更新するのは効果的な閲覧者数獲得には繋がらないでしょう。

    逆に、日曜日は午前中に更新して、読者の方に今日の記事を読むチャンスを広く与えるべきなのです。

 

 

 

3.結論

    いかがでしたか?

    ブログは楽しくやりたいものですね。楽しくなければやる意味はもはやありません。楽しいから続くのです。

 

    日曜日に閲覧者数が少ない理由をちゃんと統計とって調べたら社会学的に面白いですね。卒論のテーマにいかがでしょう?

 

    それにしても、日曜の夜は気が滅入りますね。

    ピアノに膝をこすりつけて、においを嗅ごうかな。

 

 

    怠惰なので、日曜の夜にブログを更新しました。破門ですね。