蟻は今日も迷路を作って

くだくだ考えては出口のない迷路に陥っている

ピンチはチャンスの顔をしてやって来る

4月末に締め切りだった仕事が6月末に延びたのでヨユーになったかと思いきや、全然ヨユーじゃなかった。

ヨユー✌️ってしてられたのも3日間くらいのことで、やるべきことは終わってないし、なんなら巻きで終わらせた方がいいよ!と先輩に言われたことも手伝って、結局のところこれまで通りだし、なんなら3日間ヨユー✌️をやったせいでスケジュールが押しはじめた。

馬鹿だ。

いくつもの案件が同時進行し、忙しいタイミングが同じくらいにかぶっていて、頭がおかしくなりかけている。

そのうちのひとつの案件が、相手の都合でリスケしたり打ち合わせの時間を取れなかったり、私の資料のフィードバックが返ってこなくて、私の作業が止まってしまっている。この間に他の案件を進められるのでいいのだが、ゆくゆくはこの遅れが私の首を鎖で縛ることになるだろう。

また他の案件でも、すこし手こずることがあって、遅々として進まない。ヤバくなってきている。

3月後半から4月にかけて、土日休みがなくなるんじゃないか。危惧している。

ピンチだ。

 

チャンスはピンチの顔をしてやってくる、という格言がある。どこの誰が言ったのか知らないが、どうせサンクチュアリ出版あたりの出してる彩度の高い写真を使った名言集にでも書いてあったのが一人歩きしてるのだろう。

出典はともかく、私はこの言葉を頼りにしている。

チャンスを逃すというのは、ピンチから逃げたことに他ならないのだ。そう思うと逆境だってビッグウェーブだ。

ピンチに見えることは成長のチャンス。これを乗り越えられたら次なる成功へと繋がっているはずだ。

でも一方で、ふつうのピンチもある。

チャンスでもなんでもなく、ただただヤラカシて無惨にも叩きのめされるのだ。

だから、闇雲にピンチを喜ぶのは違う。

今、たしかに成長の兆しはあるけど、それ以上にピンチの勢いが強い。ここでうまくやらないと、今後の進退にも関わる。

手を動かすしかないし、誠実に目の前のことを片付けていくしかない。

 

ピンチ色は強いけれども、とりあえずニヤッと笑って状況を楽しもうと思う。私はヤバくなると笑うのが得意なのだ。